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【CAPA本誌連動企画】フルサイズミラーレス用新型標準ズームをチェック! 伊達淳一のレンズパラダイス Other Shots 2020年11月号

伊達淳一のレンズパラダイス Other Shots フルサイズミラーレス用新型標準ズームをチェック

伊達淳一カメラマンがさまざまなレンズを使い倒しレビューする『CAPA』本誌人気連載の「レンズパラダイス」。今回の「伊達淳一のレンズパラダイス Other Shot」は、この秋発売された「ニコン Z 5」「LUMIX S5」のキットレンズとして登場した新型標準ズーム「NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3」と「LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6」をピックアップ。焦点域や開放F値を抑えながら、軽量化、低価格化をしつつ、必要十分な描写性能を確保している2本のアナザーカットを紹介しよう。

 

NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3

NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3

スペック
[大きさ] 最大径約73.5×全長約51mm [重さ] 約195g [レンズ構成] 10群11枚 [最短撮影距離] 0.35m [最大撮影倍率] 0.17倍 [絞り羽根枚数] 7枚 [フィルター径] 52mm

参考価格 約52,800円 (税込)

 

非常に軽量でハイアングル撮影も楽にこなせる

約195gと非常に軽量な標準ズームなので、チルトモニターを利用したハイアングル撮影も右手だけでも楽に行なえる。アクセントとして観葉樹を前ボケで入れているが、顔/瞳AFまかせで目にビシッとピントが来ている。

NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 作例
ニコン Z 7 絞り優先オート F4 1/500秒 +1.3補正 ISO1600 WB : 自然光オート 24mm域 モデル : 加藤 和 (シェリーズ・エンタテインメント)
 
NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 作例
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四隅までキレのある描写

信州・白駒の池の苔の森。主題は樹の根元に生えた緑鮮やかな苔。手前から木の根元までを解像させるため、F8まで絞って被写界深度を確保しているが、画面下の四隅まで像の流れや甘さもなく、キレの良い描写が得られている。

NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 作例
ニコン Z 6II 絞り優先オート F8 1/25秒 -0.7補正 ISO500 WB : 自然光オート 24mm域
 
NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 作例
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後方の微ボケもうるさくない

倒木に生えた苔。ワイド端24mmでF6.3という中途半端な絞り値で撮影したので、手前の緑の濃い苔くらいまでが被写界深度。その後ろは二線ボケになりやすい微ボケエリアだが、それほどうるさい後ボケにはなっていない。

NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 作例
ニコン Z 6II 絞り優先オート F6.3 1/80秒 -1.3補正 ISO500 WB : 自然光オート 24mm域
 
NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 作例
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近接時の解像も高くてクリアーで

近所を散歩中、遊歩道の植え込みに咲いているハイビスカスを撮影。ワイド端でググッと花に近づいて、周囲の状況をさりげなく採り入れ、花が背景に埋没しないように絞り開放で狙ってみた。近接撮影でもピント面の解像とコントラストはしっかりしている。

NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 作例
ニコン Z 6II 絞り優先オート F4 1/640秒 ISO250 WB : 自然光オート 24mm域
 
NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 作例
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周辺部の木漏れ日部分でも口径食は少ない

ハウススタジオのキッチン。窓から差し込む拡散光で、パスタを入れた瓶がフォトジェニックだったので、ワイドで仰角で迫って撮影。ビンに反射した光を見ても軸上色収差による色づきは感じられず、木漏れ日のボケも口径食は少なめだ。

NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 作例
ニコン Z 5 絞り優先オート F4.5 1/30秒 +0.7補正 ISO180 WB : 自然光オート 26.5mm域
 
NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 作例
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ピント面はしっかり解像し後ボケは自然な感じ

テレ端絞り開放でポートレート撮影。肌の荒れを際立たせるほどエッジ立った解像ではないが、睫毛や睫毛の細い線までしっかり解像している。開放F6.3なので背景を大きくボカす力はないが、自然な後ボケだ。

NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 作例
ニコン Z 7 絞り優先オート F6.3 1/50秒 ISO560 WB : 自然光オート 50mm域 モデル : 加藤 和 (シェリーズ・エンタテインメント)
 
NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 作例
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ピント面前後もうるささのない描写

画面全体にビシッとピントを合わせるならもっと絞り込む必要があるが、ピントのピークが少し外れた箇所の描写をチェックするため、あえて絞り開放で落ち葉をほぼ真俯瞰で撮影。周辺の解像の落ち方や微ボケにうるささはあまり感じない。

NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 作例
ニコン Z 5 絞り優先オート F6.3 1/200秒 -0.7補正 ISO800 WB : 自然光オート 50mm域
 
NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 作例
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収差はよく抑えられ、色づきはほとんど見られない

軸上色収差や球面収差が残っていると、金属の反射にパープルフリンジやニジミが生じやすいが、このレンズは近接撮影でも諸収差がよく抑えられている。支柱に注目してみると、前ボケにやや二線ボケ傾向が認められるが、後ボケは自然だ。

NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 作例
ニコン Z 5 絞り優先オート F6.3 1/800秒 -0.3補正 ISO800 WB : 自然光オート 50mm域
 
NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 作例
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テレ端の近接撮影ではややにじむ傾向

テレ端絞り開放の近接撮影では、少しハイライトがにじんで柔らかな描写になるが、最近のレンズはカリカリし過ぎているので、むしろ絞り開放の近接撮影にはこれくらい柔らかいほうが、後ボケもザワザワしにくく個人的には好みだ。

NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 作例
ニコン Z 5 絞り優先オート F6.3 1/160秒 ISO200 WB : 自然光オート 50mm域
 
NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 作例
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中間域の近接撮影でも前ボケが二線ボケ傾向

ズーム中域の最短撮影距離付近の解像とボケ描写でチェック。コムラサキの茎の白い点々が前ボケしている部分は二線ボケが認められるが、紫の実や葉っぱの前ボケは自然なボケ味だ。後ろの微ボケは適度なにじみを伴いながらぼけていく。

NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 作例
ニコン Z 5 絞り優先オート F5.6 1/500秒 ISO400 WB : 自然光オート 36mm域
 
NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 作例
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LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6

LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6

スペック
[大きさ] 最大径約77.4×全長約87.2mm [重さ] 約350g [レンズ構成] 9群11枚 [最短撮影距離] 0.15m (ワイド端) [最大撮影倍率] 0.43倍 [絞り羽根枚数] 9枚 [フィルター径] 67mm

参考価格 約81,400円 (税込)

 

手前から奥までスッキリクリアーに描写

群馬県富岡市の丹生湖近くの丘に咲くひまわり畑。秋咲きのひまわりにもかかわらず、非常に背が高く、持参した脚立に乗って撮影。遠くに見えるのは妙義山だ。手前から奥までパンフォーカスで撮影するためF14まで絞っている。一番手前のひまわりは少しだけピントが甘いが、全体表示ではいわゆる被写界深度内だ。

LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 作例
パナソニック LUMIX S5 絞り優先オート F14 1/100秒 ISO100 WB : オート 20mm域
 
LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 作例
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広角側の後ボケは柔らかめ

これだけの規模を誇るひまわり畑としては、知る人ぞ知る穴場的存在だが、今年は気合いが入っていて、記念撮影用に立て看板が立てられていた。ワイド端が20mmまで引けると、遠近感を強調した広々とした構図で撮影できる。広角としては後ボケもきれいだ。

LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 作例
パナソニック LUMIX S1R 絞り優先オート F8 1/320秒 ISO100 WB : 太陽光 20mm域
 
LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 作例
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広がり感を強調しながら撮影でき解像力も高め

松原湖畔のボート乗り場。一般的な標準ズームだともう少し画角が狭いので、これほど湖の広がり感が出なくなる。被写界深度内のスワンボートから奥の山々までピクセル等倍で見ても非常に高精細な描写だ。

LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 作例
パナソニック LUMIX S1R 絞り優先オート F6.3 1/640秒 +0.3補正 ISO100 WB : 太陽光 21mm域
 
LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 作例
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被写界深度から少し外れたシラカバの幹も乱れが少ない

長野県佐久穂の八千穂高原にて。奥行きがあるシーンなので、白樺の幹にピントを合わせ、F8まで絞って撮影。一番手前や奥は微妙に被写界深度から外れるが、その微妙にピントが外れた部分の描写が不快に乱れないので、周辺画質が高く感じる。

LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 作例
パナソニック LUMIX S5 絞り優先オート F8 1/160秒 -1補正 ISO100 WB : 太陽光 20mm域
 
LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 作例
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ハイライト部のにじみは目立たない

空に太陽だけを配した場合はF16まで絞らないと光条がキレイに伸びないが、このように樹の隙間に太陽を入れればF11でもキレイな光条になる。木漏れ日は少し滲んでいるが、パープルフリンジや青ハロは目立たない。

LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 作例
パナソニック LUMIX S5 絞り優先オート F11 1/60秒 +1.7補正 ISO500 WB : オート 21mm域
 
LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 作例
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ワイド端でかなり寄れるので重宝

佐久市の内山牧場のコスモス。残念ながら今年はコスモスの開花エリアが狭く、見ごろも過ぎていたので、まだ花びらがそれほど痛んでいないコスモスをワイド端でアップで写し、背景をボカしてアラを目立たせないようにしてみた。風でかなり揺れるのでAFCで連写し続け、ピントの合ったカットを選び出した。

LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 作例
パナソニック LUMIX S5 絞り優先オート 絞りF3.5 1/2500秒 +0.7補正 ISO320 WB : 太陽光 20mm域
 
LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 作例
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ローポジションでキノコにグッと近づいて撮影

白駒の池に向かう途中の苔の森。苔の中に非常に小さいキノコを発見。20~26mm域で18cmまで寄れる強みと「LUMIX S5」のバリアングルモニターを生かし、ローポジションでキノコをワイドマクロ的に撮影してみた。こんな撮影ができるのが、このズーム最大の魅力だ。

LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 作例
パナソニック LUMIX S5 絞り優先オート F4.5 1/60秒 +0.3補正 ISO320 WB : 太陽光 21mm域
 
LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 作例
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高画素機でも通用する高い描写能力

4730万画素の「LUMIX S1R」と組み合わせても、ピント面は非常にシャープな描写が得られる。「LUMIX S5」よりも画素数が多いぶん、微ボケや周辺解像は多少乱れを感じる領域もあるが、S 24-105mmズームよりも小型軽量なので、ヘビー級ボディのS1Rも持ち歩こうという気にさせられる。

LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 作例
パナソニック LUMIX S1R 絞り優先オート F5 1/30秒 -0.7補正 ISO400 WB : 太陽光 28mm域
 
LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 作例
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中間域の後ボケも滑らか

焦点距離的にも開放F値的にも、近接撮影時以外はそれほど大きなボケ描写は期待できないレンズだが、被写界深度が深いわけではないので、どこにピントを合わせるかは慎重に。うるさいボケになりそうな背景だが、必要以上にシャープネスをかけなければ、滑らかなボケ味だ。

LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 作例
パナソニック LUMIX S5 絞り優先オート F4.9 1/320秒 +0.3補正 ISO100 WB : 太陽光 42mm域
 
LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 作例
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このクラスの標準ズームとしては優秀なテレ側の描写

横浜大桟橋からみなとみらい方面の夜景をテレ端開放で撮影。ビルの窓から漏れる光に青ハロは少なく、周辺のコマフレアも軽微だ。ワイド端~ズーム中域の絞り開放は、周辺部で光源に少しニジミが出て、解像に緩さも出るが、点光源の大きな乱れはなく、このクラスのズームとしてはなかなか優秀な描写だ。

LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 作例
パナソニック LUMIX S5 絞り優先オート F5.6 2.5秒 -0.7補正 ISO100 WB : 電球  60mm域
 
LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 作例
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NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 作例 NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 作例 NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 作例 NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 作例 NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 作例 NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 作例 NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 作例 NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 作例 NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 作例 NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 作例 NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 作例 NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 作例 NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 作例 NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 作例 NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 作例 NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 作例 NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 作例 NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 作例 NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 作例 NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 作例 LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 作例 LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 作例 LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 作例 LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 作例 LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 作例 LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 作例 LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 作例 LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 作例 LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 作例 LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 作例 LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 作例 LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 作例 LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 作例 LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 作例 LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 作例 LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 作例 LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 作例 LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 作例 LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 作例 LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 作例

 

※参考価格は記事執筆時点の量販店価格です。

 

一眼レフのカスタム試作モデルをオンラインでお披露目「J limited Online Event 2020」開催

リコーイメージングが、オンラインイベント「J limited Online Event 2020 “Morning & Night”」を2020年11月7日に開催する。参加無料、事前予約制。

J limited Online Event 2020

 

デジタル一眼レフカメラ「PENTAX KP」の特別モデル「PENTAX KP J limited」開発チームが、現在検討中のモデルを紹介する。昨年は、日本各地で実機展示や開発担当者とファンが語り合うイベントが開催されたが、今年はオンラインでの開催となる。

当日はZoomウェビナーを使用し、カスタム試作モデルの紹介に加え、J limitedチームによるトークイベントも実施。さらに、プレゼントやバーチャルハイタッチといったお楽しみ企画も予定されている。“Morning & Night”というタイトルの通り、10時からと20時からの2回、同内容で実施される。

 

PENTAX KP J limited
PENTAX KP J limited

 

当初は、2020年3月に開催予定だった「CP+2020」にて、新アイデアを説明する予定でいたとのこと。「CP+2020」が新型コロナウィルス感染症の影響により中止となり、その後も披露する機会がなかったため、今回のオンラインイベントにて実現させることになった。

イベントの途中参加や途中退室は自由。アーカイブ配信は予定していないので、この貴重な機会をお見逃しなく。参加の申し込みはWEBサイトの申し込みフォームから。

 

J limited Online Event 2020 “Morning & Night” 概要

開催日
2020年11月7日 (土)

時間
Morning 10:00~11:30
Night 20:00~21:30
※いずれも同じ内容。

参加費
無料

申込締切
Morning 2020年11月7日 (土) 9:00
Night 2020年11月7日 (土) 19:00

内容
・カスタム試作モデル (発売未定) の紹介
・J limitedチーム トークイベント
・プレゼントコーナー
・バーチャルハイタッチ (希望者のみ)

申し込み
WEBサイトの申し込みフォームから。
http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/event/2020/jlimited_online/

 

 

〈文〉佐藤陽子

 

低コストで写真画質を。A3ノビ対応などエプソンのエコタンク搭載プリンター新モデル発表

エプソンは、家庭用インクジェットプリンターのエコタンク搭載モデル3機種を2020年10月22日から順次発売する。

EW-M973A3T
EW-M973A3T

 

■A3ノビ対応複合機「EW-M973A3T」

「EW-M973A3T」は、新開発「ClearChrome K2 Plusインク」を採用したA3ノビ対応の複合機。顔料と染料の2種類のブラックインクを含む6色モデルで、エコタンク搭載機のフラッグシップモデルとなっている。4.3型タッチパネル液晶モニター、SDメモリーカードスロットを搭載する。価格はオープン。エプソンダイレクトショップの直販価格は85,000円 (税別)。発売は2021年2月の予定。

EW-M973A3T

新搭載の顔料ブラックインクにより、これまで難しかったアート紙での表現が格段に向上しており、染料インクによる鮮やかで光沢感のある作品作りも実現する。また、2種類の用紙を収納できる前面2段給紙カセットを標準装備し、低印刷コストで大量のプリントが可能。写真用途だけでなく在宅ワークや自宅学習との併用にも適したモデルとなっている。

プリンター本体の「作品印刷機能」を使って、パソコンなしで簡単に写真作品づくりができ、編集した画像もパソコンを使わずにメモリーカードに保存できる。スマホアプリ「Epson Smart Panel」にも対応する。

[最高解像度] 5760×1440dpi [インク] 顔料ブラック、染料ブラック、染料カラー4色 (ボトルタイプ) [用紙サイズ] カード/名刺~A3ノビ [操作パネル] 4.3型ワイドタッチパネル液晶モニター [ネットワーク] 無線・有線LAN [サイズ (横幅×奥行き×高さ)] 収納時 523×379×169mm / 使用時 523×758×430mm [質量] 約11.1kg (本体のみ) [付属品] セットアップ用インク、ディスクトレイ ほか

 

■A4対応複合機「EW-M873T」

「EW-M873T」はA4対応複合機で、「EW-M973A3T」と同様に新開発の「ClearChrome K2 Plusインク」を搭載する。エコタンク搭載機のA4フラッグシップモデルという位置付けだ。価格はオープン。エプソンダイレクトショップの直販価格は60,000円 (税別)。発売は2020年12月初旬の予定。

EW-M873T

2種類のブラックインクを含む6色モデルで、プリントサイズ以外の基本性能は「EW-M973A3T」と同等となっている。

[最高解像度] 5760×1440dpi [インク] 顔料ブラック、染料ブラック、染料カラー4色 (ボトルタイプ) [用紙サイズ] カード/名刺~A4 [操作パネル] 4.3型ワイドタッチパネル液晶モニター [ネットワーク] 無線・有線LAN [サイズ (横幅×奥行き×高さ)] 収納時 403×369×162mm / 使用時 403×612×347mm [質量] 約8.4kg (本体のみ) [付属品] セットアップ用インク、ディスクトレイ ほか

 

■A4対応複合機「EW-M752TB」

2019年に発売された「EW-M752T」のブラックモデル。写真と文書をどちらも快適にプリントできる5色インク搭載のエコタンク搭載モデルで、プリンターの機能・仕様は「EW-M752T」と同等となっている。価格はオープン。エプソンダイレクトショップの直販価格は39,980円 (税別)。2020年10月22日発売。

EW-M752TB

[最高解像度] 5760×1440dpi [インク] 顔料ブラック、染料ブラック、染料カラー3色 (ボトルタイプ) [用紙サイズ] L判〜A4 [操作パネル] 4.3型ワイドタッチパネル液晶モニター [ネットワーク] 無線LAN [サイズ (横幅×奥行き×高さ)] 収納時 390×339×166mm / 使用時 390×525×198mm [質量] 約6.3kg (本体のみ) [付属品] セットアップ用インク ほか

 

 

〈文〉柴田 誠

 

低コストで写真画質を。A3ノビ対応などエプソンのエコタンク搭載プリンター新モデル発表

エプソンは、家庭用インクジェットプリンターのエコタンク搭載モデル3機種を2020年10月22日から順次発売する。

EW-M973A3T
EW-M973A3T

 

■A3ノビ対応複合機「EW-M973A3T」

「EW-M973A3T」は、新開発「ClearChrome K2 Plusインク」を採用したA3ノビ対応の複合機。顔料と染料の2種類のブラックインクを含む6色モデルで、エコタンク搭載機のフラッグシップモデルとなっている。4.3型タッチパネル液晶モニター、SDメモリーカードスロットを搭載する。価格はオープン。エプソンダイレクトショップの直販価格は85,000円 (税別)。発売は2021年2月の予定。

EW-M973A3T

新搭載の顔料ブラックインクにより、これまで難しかったアート紙での表現が格段に向上しており、染料インクによる鮮やかで光沢感のある作品作りも実現する。また、2種類の用紙を収納できる前面2段給紙カセットを標準装備し、低印刷コストで大量のプリントが可能。写真用途だけでなく在宅ワークや自宅学習との併用にも適したモデルとなっている。

プリンター本体の「作品印刷機能」を使って、パソコンなしで簡単に写真作品づくりができ、編集した画像もパソコンを使わずにメモリーカードに保存できる。スマホアプリ「Epson Smart Panel」にも対応する。

[最高解像度] 5760×1440dpi [インク] 顔料ブラック、染料ブラック、染料カラー4色 (ボトルタイプ) [用紙サイズ] カード/名刺~A3ノビ [操作パネル] 4.3型ワイドタッチパネル液晶モニター [ネットワーク] 無線・有線LAN [サイズ (横幅×奥行き×高さ)] 収納時 523×379×169mm / 使用時 523×758×430mm [質量] 約11.1kg (本体のみ) [付属品] セットアップ用インク、ディスクトレイ ほか

 

■A4対応複合機「EW-M873T」

「EW-M873T」はA4対応複合機で、「EW-M973A3T」と同様に新開発の「ClearChrome K2 Plusインク」を搭載する。エコタンク搭載機のA4フラッグシップモデルという位置付けだ。価格はオープン。エプソンダイレクトショップの直販価格は60,000円 (税別)。発売は2020年12月初旬の予定。

EW-M873T

2種類のブラックインクを含む6色モデルで、プリントサイズ以外の基本性能は「EW-M973A3T」と同等となっている。

[最高解像度] 5760×1440dpi [インク] 顔料ブラック、染料ブラック、染料カラー4色 (ボトルタイプ) [用紙サイズ] カード/名刺~A4 [操作パネル] 4.3型ワイドタッチパネル液晶モニター [ネットワーク] 無線・有線LAN [サイズ (横幅×奥行き×高さ)] 収納時 403×369×162mm / 使用時 403×612×347mm [質量] 約8.4kg (本体のみ) [付属品] セットアップ用インク、ディスクトレイ ほか

 

■A4対応複合機「EW-M752TB」

2019年に発売された「EW-M752T」のブラックモデル。写真と文書をどちらも快適にプリントできる5色インク搭載のエコタンク搭載モデルで、プリンターの機能・仕様は「EW-M752T」と同等となっている。価格はオープン。エプソンダイレクトショップの直販価格は39,980円 (税別)。2020年10月22日発売。

EW-M752TB

[最高解像度] 5760×1440dpi [インク] 顔料ブラック、染料ブラック、染料カラー3色 (ボトルタイプ) [用紙サイズ] L判〜A4 [操作パネル] 4.3型ワイドタッチパネル液晶モニター [ネットワーク] 無線LAN [サイズ (横幅×奥行き×高さ)] 収納時 390×339×166mm / 使用時 390×525×198mm [質量] 約6.3kg (本体のみ) [付属品] セットアップ用インク ほか

 

 

〈文〉柴田 誠

 

キヤノンの撮影コミュニティ「fotomoti」がオンライン写真教室&撮影会イベント開催

キヤノンマーケティングジャパンは、撮影コミュニティサービス「fotomoti (フォトモチ)」の1周年記念イベント「ともに、学ぶ。」を開催する。2020年10月29日と11月2日にオンライン写真教室、11月19日・21日・12月13日にプレミア撮影会を実施。プレミア撮影会への参加者を選考する「フォトレシピコンテスト」は、11月10日まで募集している。いずれも参加は無料。

CURBON×fotomoti「ともに、学ぶ。」

 

fotomoti」は、“写真の撮り方”に特化した無料サービス。PC/スマートフォンから、写真や“フォトレシピ”と呼ばれる撮影のアイデアをユーザー間で共有することができる。「ともに、学ぶ。」は「fotomoti」のサービス開始1周年を記念したもので、写真教育サービスの運営などを展開する株式会社CURBONとのコラボレーション企画となる。

 

「想いを伝える」オンライン写真教室

撮影のコツだけでなく、撮られる側であるモデルの気持ちも聞ける「想いを伝える」オンライン写真教室を開催する。講師は、Yu Hashimotoさん、森岡忠哉さん、kanakoさんが担当。fotomotiに投稿された写真の撮影エピソードとともに、撮影テクニックなどを語る。

さらに、モデルの雪見みとさんと花柳のぞみさんも出演し、撮られる側目線で衣装やヘアメイク、ポージングに関するエピソードを語る。モデル志望の人たちへのアドバイスに加え、撮影現場を楽しく盛り上げるためのフォトグラファーへのアドバイスも必聴だ。

写真教室はZoomアプリを利用して配信する。参加の申し込みはWEBサイトから。

[日時] 2020年10月29日 (木) 19:00~22:00、11月2日 (月) 19:00~22:00 ※両日とも同内容 [参加費] 無料 [定員] 各回200名 (先着順)

 

プレミア撮影会

オンライン写真教室の講師陣5名に加え、スペシャル講師のコハラタケルさん、酒井貴弘さん、Aizawa Ryoさんと一緒に撮影できる「プレミア撮影会」を実施する。事前に行われる「フォトレシピコンテスト」にて選考を通過した10名のみが参加可能。撮影会の前後には、スペシャル講師から教わることのできるオンライン個別レクチャーも実施予定だ。

開催日・場所
・コハラタケルさんグループ 2020年11月19日 (木) 東京都内
・Aizawa Ryoさんグループ 2020年11月21日 (土) 東京都内
・酒井貴弘さんグループ 2020年12月13日 (日) 神奈川県内 (横浜近郊予定)

■フォトレシピコンテスト

プレミア撮影会に参加するための「フォトレシピコンテスト」は、フォトグラファー部門とモデル部門の2部門でフォトレシピを募集。フォトグラファー部門は、講師から撮影テクニックを学ぶことができるフォトグラファーを6名選出する。モデル部門は、ゲストモデルからの指導・アドバイスを受けたい人や、自身がモデルとして参加したい人向け。こちらからは4名を選出する。

コンテストへの応募は、CanonIDを作成のうえ、「fotomoti」へ指定のタグをつけてフォトレシピを投稿する。撮影に対する意欲や悩み、上達させたいことなど、熱い思いも添えて応募してほしいとのこと。応募締切は2020年11月10日 (火)。

 

 

〈文〉佐藤陽子

 

小型カメラとレンズ向けに開発されたLEEのコンパクトな85mm幅角型フィルターシステム

ケンコー・トキナーは、イギリスのフィルターブランド LEE Filters (リー フィルター) の「LEE85」フィルターシステムを2020年10月16日に発売した。APS-Cカメラでの使用を考慮したコンパクトなシステムで、「LEE100」システムのハーフNDよりもグラデーションの幅が狭くなっているのが特徴だ。なお、注文してから取り寄せに約2か月かかるとしている。

LEE85 Deluxe Kit
LEE85 Deluxe Kit

 

「LEE85」フィルターシステムは、85mm幅の角型フィルターシステム。コンパクトな設計ながら、LEE Filtersのすべてのフィルターシステムと同様に、親指と人差し指だけで簡単にレンズにホルダーを取り付け、調整、ロックすることができる。また、NDフィルターには、位置決めと調整を容易にするグリップタブが設けられている。

ポラライザー、ハーフND、リバースND、NDの各フィルターと4種類のキットをラインナップする。各キットには、3つのアダプターリング (58mm、67mm、72mm) が同梱されており、箱から出してすぐに使用することができる。精密な設計のアルミニウム製で軽量コンパクトな「LEE85ホルダー」は、最大3枚のフィルターとポラライザーを同時に使用することが可能となっている。

 

■LEE85 Discover Kit (ディスカバーキット)

角型フィルターを始めるのに最適なスターターキット。フィルターホルダーと2段分の減光効果のある「0.6ハーフNDミディアム」がセットになっており、「システムポーチ」と3サイズの「アダプターリング」が同梱されている。箱から出してすぐに撮影可能だ。希望小売価格は34,800円 (税別)。

LEE85 Discover Kit

 

■LEE85 Develop Kit (ディベロップキット)

露出を制御するための「ビッグストッパー (高濃度ND)」と、空と前景の明暗差を整えるのに役立つ「ハーフNDフィルター (0.6ハーフNDミディアム)」を組み合わせた、クリエイティブな長時間露光撮影と効果的な明暗コントラスト調整で写真を発展させたい人のためのキット。希望小売価格は46,500円 (税別)。

LEE85 Develop Kit

 

■LEE85 Aspire Kit (アスパイアキット)

さまざまな光の条件下で、明暗コントラストと露出を整える必要があるプロフェッショナル向けのキット。2段分の減光効果のある「0.6ハーフNDミディアム」と3段分の減光効果のある「0.9ハーフNDミディアム」の2種類のハーフND、「ビッグストッパー(高濃度ND)」をセットにした。希望小売価格は60,800円 (税別)。

LEE85 Aspire Kit

 

■LEE85 Deluxe Kit (デラックスキット)

必要なものがすべて含まれたキット。「0.6ハーフNDミディアム」「0.9ハーフNDミディアム」の2種類のハーフNDに「LEE85ポラライザー (C-PL)」「ビッグストッパー(高濃度ND)」に加えて、「ClearLEEフィルターウォッシュ (50ml)」「ClearLEEフィルタークロス」も同梱する。希望小売価格は85,500円 (税別)。

LEE85 Deluxe Kit

 

■LEE85 アダプターリング

撮影レンズに「LEE85ホルダー」を装着するためのリング。頑丈な構造とアルミニウムネジにより、スムーズに取り付けることができる。ワイドアングルに対応する。フィルター径は37〜72mmの14サイズで、希望小売価格はいずれも5,300円 (税別)。

LEE85 アダプターリング

 

■LEE85 ポラライザー (C-PLフィルター)

軽量で透過率の高い偏光ガラスを使用し、反射や乱反射をコントロールして色彩コントラストを高めるフィルター。角型フィルターと組み合わせて使うことができる。希望小売価格は45,200円 (税別)。

LEE85 ポラライザー (C-PLフィルター)

 

■LEE85 ビッグストッパー

10絞り分の減光効果のあるガラス製の全面NDフィルター。フィルターの裏面に貼り付けられた遮光スポンジにより、フィルターとホルダーが密着するため、後方から光が入ってフレアが発生するのを防止する。希望小売価格は23,200円 (税別)。

LEE85 ビッグストッパー

 

■LEE85 リトルストッパー

6絞り分の減光効果 (ND64相当) があるガラス製の全面NDフィルター。遮光スポンジにより後方からの光を遮断し、フレアが発生するのを防止する。希望小売価格は23,200円 (税別)。

LEE85 リトルストッパー

 

■LEE85 ハーフNDフィルターセット

ハーフND「0.3 (1絞り分減光)」「0.6 (2絞り分減光)」「0.9 (3絞り分減光)」の濃度の違う3種類をセットにしたフィルターセット。位置決めと調整を容易にするグリップタブが設けられている。ND部から透明部へのグラデーションを手作業で極めて正確に作られた、軽量で高耐久の光学樹脂製。グラデーションのタイプは「ソフト」「ミディアム」「ハード」の3種類。それぞれがセットになっている 「LEE85 ハーフNDフィルターソフトセット」「LEE85 ハーフNDフィルターミディアムセット」「LEE85 ハーフNDフィルターハードセット」の3タイプが用意されている。希望小売価格はいずれも41,300円 (税別)。。

LEE85 ハーフNDフィルターセット
ソフトセット
LEE85 ハーフNDフィルターセット LEE85 ハーフNDフィルターセット

 

■LEE85 ND スタンダード

軽量で持ち歩きに便利な硬質樹脂製のNDフィルター。「ND0.6 NDスタンダード」と「0.9 NDスタンダード」の2種類がある。希望小売価格はいずれも14,000円 (税別)。

LEE85 ND スタンダード

 

■LEE85 ハーフNDフィルター ソフト

ND部から透明部へのグラデーションがなだらかなハーフNDフィルター。「0.3 (1絞り分減光)」「0.6 (2絞り分減光)」「0.9 (3絞り分減光)」の3種類で、希望小売価格はいずれも14,000円 (税別)。

LEE85 ハーフNDフィルター ソフト

 

■LEE85 ハーフNDフィルター ミディアム

ND部から透明部へのグラデーションが「ハード」と「ソフト」の中間にあたるハーフND。数年前からオーダーメイドで製造しているもので、プロ写真家に好評を得ている。「0.3 (1絞り分減光)」「0.6 (2絞り分減光)」「0.9 (3絞り分減光)」の3種類で、希望小売価格はいずれも14,000円 (税別)。

LEE85 ハーフNDフィルター ミディアム

 

■LEE85 ハーフNDフィルター ハード

ND部から透明部へのグラデーションの境目がはっきりしたハーフNDフィルター。「0.3 (1絞り分減光)」「0.6 (2絞り分減光)」「0.9 (3絞り分減光)」の3種類で、希望小売価格はいずれも14,000円 (税別)。

LEE85 ハーフNDフィルター ハード

 

■LEE85 リバースNDフィルター

フィルターの中央が最も濃度が濃く、上に向かってだんだん薄くなっているリバースタイプのハーフNDフィルター。朝日・夕日の撮影に最適なフィルターで、中央部の濃度が「0.6ND (2絞り分減光)」「0.9ND (3絞り分減光)」「1.2ND (4絞り分減光)」の3種類をラインナップする。イギリスの工場で熟練技術者によりひとつひとつハンドメイドで作られている。希望小売価格はいずれも19,500円 (税別)。

LEE85 リバースNDフィルター

 

 

〈文〉柴田 誠

 

コロナ禍の中、WEB上で開催された「写真甲子園2020」のレビュー動画公開

高校写真部の日本一を決める第27回全国高等学校写真選手権大会「写真甲子園2020」はコロナ禍により北海道東川町での本戦大会が行なえず、WEB上での開催となった。そして公式サイトで結果発表と、本戦に出場した18校のレビューが公開された。

写真甲子園2020

動画では18校が提出した8枚の組写真と制作意図を紹介し、1校ずつ審査委員長の立木義浩さんが講評を行なう。1時間20分を超す力作だ。

刀を作る職人たちの制作現場を捉えた「刀匠の戦」(宮城県農業高校)、地元松島に旧日本軍の秘密基地を見つけて訪ねた「鮫ヶ浦の記憶」(仙台市立仙台工業高校)、台風19号が猛威を振るった後の学校の様子を記録した「ボク達はいかなる困難が立ちはだかろうとも自分達の時代を彩る。」(群馬県立富岡実業高校)、自らの学生生活の日々を綴った「玉響の青春」(東京都立両国高校) などだ。

写真甲子園2020
動画より

 

テーマの選び方やそのアプローチへのアドバイス、心に残った写真、またはいささかの苦言などが語られている。写真から立木さんがどう感じたかや、見る人の気持ちを揺さぶるための技術的なワンポイントなど学びの多い言葉が登場する。

表彰式・閉会式では審査員各氏が登壇し、選んだ受賞校へメッセージを贈っている。

写真甲子園2020
動画より

 

写真甲子園2020 審査委員賞

■立木義浩賞
山口県立下松高等学校 (中国ブロック選抜枠)
沖縄県立浦添工業高等学校 (九州・沖縄ブロック選抜枠)

■鶴巻育子賞
東邦高等学校 (東海ブロック)

■公文健太郎賞
沖縄県立知念高等学校 (九州・沖縄ブロック)

■中西敏貴賞
群馬県立富岡実業高等学校 (北関東ブロック)

■小髙美穂賞
仙台市立仙台工業高等学校 (東北ブロック)

■野勢英樹賞
北海道旭川北高等学校 (北海道ブロック)

写真甲子園2020 本戦出場賞

山口県立下松高等学校 (中国ブロック選抜枠)
沖縄県立浦添工業高等学校 (九州・沖縄ブロック選抜枠)
東邦高等学校 (東海ブロック)
沖縄県立知念高等学校 (九州・沖縄ブロック)
群馬県立富岡実業高等学校 (北関東ブロック)
仙台市立仙台工業高等学校 (東北ブロック)
北海道旭川北高等学校 (北海道ブロック)
宮城県農業高等学校 (東北ブロック)
埼玉栄高等学校 (北関東ブロック)
神奈川県立横浜清陵高等学校 (南関東ブロック)
東京都立両国高等学校 (東京ブロック)
福井県立丹生高等学校 (北陸信越ブロック)
関市立関商工高等学校 (東海ブロック)
大阪府立生野高等学校 (近畿ブロック)
和歌山県立神島高等学校 (近畿ブロック)
島根県立大田高等学校 (中国ブロック)
愛媛県立今治北高等学校大三島分校 (四国ブロック)
沖縄県立沖縄工業高校 (九州・沖縄ブロック)

 

 

〈文〉市井康延

 

まずはレンタルでお試し! ニコン公式レンタルモールに「Z 5」「Z 50」が登場

メーカー公認の月額制レンタルモール「airCloset Mall (エアクロモール)」では、ニコンのミラーレスカメラ「ニコン Z 5 24-50 レンズキット」と「ニコン Z 50 ダブルズームキット」のレンタルサービスを2020年10月12日に開始した。いずれも数量限定で、メーカー公式特別レンタル価格が設定されている。

ニコン Z 5 24-50レンズキット
▲ニコン Z 5 24-50 レンズキット

 

「airCloset Mall」は、「試してみて本当の良さがわかる」がコンセプトの買い物サポートサービス。高額・大型商品などを日常生活の中でレンタル利用し購入を検討することができる。月額定額制・返却期限なしとなっており、レンタル中は保険が適用されるので安心して使用可能だ。また、往復の送料も無料となっている。

気に入った商品は、レンタル料金の一部が割引された特別料金で購入できるので、月々のレンタル料金も無駄にならない。申し込みやレンタル後の購入などの手続きは全てオンラインでできるシステムとなっている。

airCloset Mall

 

実際に行事や旅行、日常生活の中でニコンのミラーレスカメラをじっくり試してもらうことで、「自分に合うか」「使いやすいか」など商品の使用感を確かめることができる「airCloset Mall」のレンタルサービス。ニコンイメージングジャパンは、今回のレンタルサービスを通じて、ニコンのミラーレスカメラで得られる撮影体験をより幅広く提供していくとしている。

 

■ニコン Z 5 24-50 レンズキット

フルサイズ (ニコンFXフォーマット) ミラーレスカメラ「ニコン Z 5」と、標準ズームレンズ「NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3」のレンズキット。バッテリーとメモリーカードを含んでおり、ボディーキャップは除く。レンタル料金は月額9,900円 (税別)。

ニコン Z 5 24-50レンズキット

■ニコン Z 50 ダブルズームキット

APS-Cサイズ (ニコンDXフォーマット) ミラーレスカメラ「ニコン Z 50」と標準ズームレンズ「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」、望遠ズームレンズ「NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR」のダブルズームキット。SDカードは付属しない。レンタル料金は月額6,900円 (税別)。

ニコン Z 50

 

 

〈文〉柴田 誠

 

カメラバッグを買って限定ボトルを当てよう! thinkTANKphotoプレゼントキャンペーン

銀一は、thinkTANKphoto (シンクタンクフォト) の対象カメラバッグ購入者に抽選で限定グッズをプレゼントする「冬を勝ち抜く! 限定ボトルプレゼントキャンペーン」を開始した。キャンペーン期間は2020年11月1日まで。

thinkTANKphoto 冬を勝ち抜く! 限定ボトルプレゼントキャンペーン

 

キャンペーン期間中、シンクタンクフォトのローリングケースまたはバックパックを購入して応募した人の中から抽選で100名に、クリーンカンティーン製ステンレスボトルをプレゼントする。

ステンレスボトルは、クリーンカンティーン社とのコラボレーションアイテム。高い保温・保冷機能を備え、氷の使用も可能。漏れを防止するカフェキャップには携帯に便利なステンレスループも付いている。シンクタンクフォト限定の非売品だ。

thinkTANKphoto 冬を勝ち抜く! 限定ボトルプレゼントキャンペーン

 

対象製品は、現行のローリングケースとバックパック全種類 (限定モデルを除く)。新規購入した国内正規品のみで、海外での購入や並行輸入品、中古品、アウトレット品、譲渡品、オークションなどで入手した製品は対象外となる。

■対象製品

<ローリングケース>
・プロダクション マネージャー 50
・ロジスティクス マネージャー 30
スタンド マネージャー 52
・エアポート セキュリティ V3.0
・エアポート テイクオフ V2.0
・エアポート インターナショナル V3.0
・エアポート ローラー ダービー
・ストリートウォーカー V2.0 ローリング バックパック
エアポート アドバンテージ XT
エアポート アドバンテージ
・エアポート ナビゲーター
エッセンシャルズ コンバーチブル ローリング バックパック

<バックパック>
・エアポート アクセレレーター
・エアポート コミューター
・エアポート エッセンシャルズ
・ストリートウォーカー ハードドライブ V2.0
・ストリートウォーカー プロ V2.0
・ストリートウォーカー V2.0
・シェイプシフター 17 V2.0
・シェイプシフター 15 V2.0
・グラス リモ
・アーバン アプローチ 15
アーバン アクセス 15 バックパック
アーバン アクセス 13 バックパック
レトロスペクティブ バックパック 15
バックストーリー 15
バックストーリー 13

 

冬を勝ち抜く! 限定ボトルプレゼントキャンペーン 概要

購入期間
2020年10月9日 (金) ~11月1日 (日)

応募締切
2020年11月15日 (日) 23:59

賞品
クリーンカンティーン製 シンクタンクフォト限定ステンレスボトル (16oz/473ml)

応募方法
キャンペーンサイトの応募フォームに必要事項を入力のうえ、必要書類を送信する。

備考
1回の応募につき1口までとし、1人何口でも応募可能。

 

 

〈文〉佐藤陽子

 

年賀状だけじゃもったいない! “おうち時間”が楽しくなるエプソンのプリンター

エプソンは、家庭用インクジェットプリンター「カラリオ」シリーズ3機種、ビジネスプリンター1機種、ハガキプリンター1機種を2020年10月22日に発売する。おうち時間を楽しめる家庭用インクジェットプリンターという位置付けで、多彩な用途に対応する。

EP-883AW/AB/AR
EP-883AW/AB/AR

 

「EP-883AW/AB/AR」「EP-813A」「EP-713A」「EW-M530F」の4機種は、いずれもA4対応の複合機で、スマートフォンからプリンターをコントロールできるアプリ「Epson Smart Panel」に対応する。「EP-883AW/AB/AR」「EP-813A」「EP-713A」は、「Epson Smart Panel」からBluetooth LEを使ってプリンターの初期セットアップ作業を簡単に行うことができる。また、新たにスクエア用紙に対応した。

 

■EP-883AW/AB/AR

4.3型のワイドタッチパネルを搭載し、写真も文書も美しくプリントすることができる多機能・高速・高画質の6色インクプリンター。カラーはホワイト・ブラック・レッドの3色をラインナップし、インテリアにマッチするコンパクトなデザインが特長となっている。価格はオープン。エプソンダイレクトショップの直販価格は35,500円 (税別)。

EP-883AW/AB/AR
ホワイト

[最高解像度] 5760×1440dpi [インク] 染料6色独立型 [用紙サイズ] カード/名刺~A4 [操作パネル] 4.3型ワイドタッチパネル液晶モニター [ネットワーク] 無線LAN [サイズ (横幅×奥行き×高さ)] 収納時 349×340×142mm / 使用時 349×527×184mm [質量] 約6.8kg (本体のみ) [付属品] セットアップ用インク、ディスクトレイ ほか

EP-883AW/AB/AR EP-883AW/AB/AR

 

■EP-813A

EP-812A」の後継モデル。2.7型液晶モニターを搭載し、自動両面プリント機能などを搭載する。スマートフォンとの接続が簡単にできる、6色インク搭載のA4複合機。カラーはホワイトで、価格はオープン。エプソンダイレクトショップの直販価格は27,500円 (税別)。

EP-813A

[最高解像度] 5760×1440dpi [インク] 染料6色独立型 [用紙サイズ] L判〜A4 [操作パネル] 2.7型液晶モニター [ネットワーク] 無線LAN [サイズ (横幅×奥行き×高さ)] 収納時 390×339×141mm / 使用時 390×598×196mm [質量] 約6.8kg (本体のみ) [付属品] セットアップ用インク、ディスクトレイ ほか

 

■EP-713A

EP-712A」の後継モデルで、1.44型液晶モニターを搭載する。コンパクトなサイズに、基本性能を凝縮した6色インク搭載のA4複合機だ。スマートフォンとの接続が簡単にできる。カラーはホワイトで、価格はオープン。エプソンダイレクトショップの直販価格は18,500円 (税別)。

EP-713A

[最高解像度] 5760×1440dpi [インク] 染料6色独立型 [用紙サイズ] L判〜A4 [操作パネル] 1.44型液晶モニター [ネットワーク] 無線LAN [サイズ (横幅×奥行き×高さ)] 収納時 390×338×163mm / 使用時 390×504×163mm [質量] 約5.9kg (本体のみ) [付属品] セットアップ用インク、ディスクトレイ ほか

 

■EW-M530F

FAX機能・ADF (オートドキュメントフィーダー) を搭載した、さまざまな印刷用途に対応するコンパクトデザインのハイパフォーマンスモデル。染料と顔料のブラックを搭載した4色インク搭載機で、カラーはホワイト。価格はオープン。エプソンダイレクトショップの直販価格は15,500円 (税別)。

EW-M530F

[最高解像度] 4800×1200dpi [インク] 4色独立型 [用紙サイズ] L判〜A4 [ネットワーク] 有線・無線LAN [サイズ (横幅×奥行き×高さ)] 収納時 375×347×230mm / 使用時 417×503×255mm [質量] 約6.5kg (本体のみ) [付属品] セットアップ用インク ほか

 

■PF-81

ハガキプリンター「PF-81」は、本体に十二支分の年賀状など1000種のハガキテンプレートを収録する4色染料インク採用モデル。9.0型タッチパネルを搭載し、ハガキを原寸大で表示することができる。キーボードを装備しており、パソコンなしで手軽にオリジナルの年賀状が作成可能。宛名や通信面の作成も簡単にできる。なお十二支を収録した別売の「素材集」は、永年版になった。価格はオープン。エプソンダイレクトショップの直販価格は54,500円 (税別)。

PF-81

[最高解像度] 5760×1440dpi [インク] 染料4色一体型 [用紙サイズ] カード/名刺〜A5 [操作パネル] 9.0型タッチパネル液晶モニター [ネットワーク] 無線LAN [サイズ (横幅×奥行き×高さ)] 収納時 187×278×100mm / 使用時 352×296×338mm (キーボードを除く) [質量] 約2.6kg (本体のみ) [付属品] セットアップ用インク、キーボード、単3電池2本、収納バッグ、本体内蔵デザイン集、電源コード、ACアダプター ほか

 

 

〈文〉柴田 誠

 

コンパクトでも収納力あり、高耐久ショルダーバッグ「IND-320 デュマンフレーバーショルダーS」再販売

HANGUI PROJECTが展開するブランド「INDUSTRIA★ (インダストリア)」は、公式通販サイトにて、ショルダータイプのカメラバッグ「IND-320 デュマンフレーバーショルダーS」の再販売を2020年10月15日に開始した。カラーはブラックで、価格は21,000円 (税別)。

IND-320 デュマンフレーバーショルダーS

 

「IND-320 デュマンフレーバーショルダーS」は、耐久性に長けたキャンバス地「デュマンフレーバー」を使用した小型のショルダーバッグ。予測を超えた注文があったとのことで一時販売休止となっていたが、要望に応えて販売が再開された。

「デュマンフレーバー」は、高強度な糸を使用した滋賀県産の高密度帆布。パラフィン加工により耐水性、耐油性、耐摩耗性も備えている。バイオウォッシュ加工によりヴィンテージ感も表現。表面は起毛処理が施され、シルキーなタッチとなっている。

IND-320 デュマンフレーバーショルダーS

 

長年使用することを念頭に置き、機能美を追求したシンプルなデザインを採用。ファブリック製の軽量なバッグでありながら、頑丈でレザーバッグのような重厚感がある。フロント面下部にはグローブレザーを使用。デュマンフレーバーとグローブレザーはともに、使い込むことによりヴィンテージ感が増す“エイジング”が楽しめる素材だ。

IND-320 デュマンフレーバーショルダーS

 

ミラーレスカメラの収納に特化したコンパクトなサイズ。小型ではあるが、たっぷり収納できるデザインとなっている。前面のファスナーポケットにはスマートフォンや長財布、背面はマルチポケットとして地図やタブレット端末なども収納可能。

IND-320 デュマンフレーバーショルダーS

 

本体全面に緩衝材を内蔵。さらに可動式の仕切りが2枚付属し、内部は自由にレイアウトすることができる。

IND-320 デュマンフレーバーショルダーS

 

レンズを装着したミラーレスカメラ1台と交換レンズ2本、もしくはレンズ付きカメラ2台と交換レンズ1本を収納可能。

IND-320 デュマンフレーバーショルダーS

 

旧モデル「IND-300」での重厚すぎた革パッドを省略し、軽快な幅38mmのショルダーストラップを採用。肩パッドは別売りの「IND-420 ネオプレーンパッド38」を取り付けることができる。また、ストラップはナスカンでの着脱式となっているので、付け替えも可能だ。

裏使いタイプのファスナーを使用することで、シンプルな外観となるとともにホコリやチリの侵入を防ぐ防塵性にも配慮している。スーツケースのハンドルに固定するためのベルトも付属する。

 

IND-320 デュマンフレーバーショルダーS IND-320 デュマンフレーバーショルダーS IND-320 デュマンフレーバーショルダーS

 

INDUSTRIA★ IND-320 デュマンフレーバーショルダーS 主な仕様

カラー ブラック
本体サイズ W270×H170×D1mm
前ポケットサイズ W270×H130×D35mm
重量 570g
主材質 デュマンフレーバー、グローブレザー、アクリル
生産国 日本

 

 

〈文〉佐藤陽子

 

NDフィルター3種類がセットになったお買い得セット「Cokin NUANCES EXTREME NDキット」

ケンコー・トキナーは、Cokin (コッキン) の「NUANCES EXTREME NDキット」を2020年10月16日に発売した。強化ガラスを採用した角型フィルター「ニュアンス・エクストリーム」シリーズのNDフィルター3種類 (ND8、ND64、ND1024) のセットで、サイズはMサイズ (Pシリーズ)、Lサイズ (Z-PROシリーズ)、XLサイズ (X-PROシリーズ) の3種類。価格はいずれもオープン。

Cokin NUANCES EXTREME NDキット

 

「Cokin NUANCES EXTREME NDキット」は、減光量3絞り分のND8、6絞り分のND64、10絞り分のND1024をセットにしたお得なセット。ニュートラルな色再現性で、カメラの特性を崩すことなく減光効果を得ることができる。遮光マスク (リング状の黒いスポンジ) が付属するが、フィルターホルダー、リングは別売となっている。

Cokin NUANCES EXTREME NDキット

 

ニュアンス・エクストリームNDシリーズは、強化ガラスを採用し、誤って床に落としてしまっても簡単には割れないほどの高い耐久性を実現する。また、従来の「ニュアンス」シリーズよりもニュートラル性が向上し、色かぶりのない忠実な色再現が可能だ。色かぶりしにくいので、複数のフィルターを重ねて使用することができる。

 

フィルター側面には、内面反射を減少させてフレアやゴーストの発生を防ぐ墨塗り処理が施されており、表面には撥水・撥油加工を施して、水滴や汚れが付きにくく、指紋の汚れなどがついても簡単に拭き取ることができるようになっている。さらに四隅が丸みを帯びたエッジデザインを採用し、フィルターホルダーにスムーズに差し込むことができる。

 

■Cokin NUANCES EXTREME NDキット Mサイズ (Pシリーズ)

フィルターサイズ84×100mmのNDフィルターのセット。フィルター径72mm、77mm、82mmのレンズには対応していない。ケンコー・トキナーオンラインショップの価格は38,800円 (税込)。

■Cokin NUANCES EXTREME NDキット Lサイズ (Z-PROシリーズ)

フィルターサイズ100×100mmのNDフィルターのセット。ケンコー・トキナーオンラインショップの価格は39,800円 (税込)。

■Cokin NUANCES EXTREME NDキット XLサイズ (X-PROシリーズ)

フィルターサイズ130×130mmのNDフィルターのセット。ケンコー・トキナーオンラインショップの価格は41,800円 (税込)。

 

 

〈文〉柴田 誠

 

富士フイルム純正RAW現像ソフト「FUJIFILM X RAW STUDIO」が「X-S10」に対応

富士フイルムのRAW現像ソフト「FUJIFILM X RAW STUDIO」最新版が、2020年10月16日に公開された。ミラーレスカメラ「FUJIFILM X-S10」への対応が盛り込まれている。

FUJIFILM X-S10

変更内容は以下のとおり。

FUJIFILM X RAW STUDIO Ver.1.11.0

  1. 対応するカメラに「FUJIFILM X-S10」を追加。
  2. その他使い勝手の改善、軽微な不具合を修正。

ダウンロードはこちらから。
https://fujifilm-x.com/ja-jp/support/download/software/x-raw-studio/

 

【紅葉撮影お役立ち特集】撮影後も撮り貯めた写真でまだまだ紅葉を楽しもう

朝晩に感じるひんやりとした空気とともに、紅葉撮影のベストタイミングもやってきます。2020年は新型コロナウイルス感染症の影響もあり、キャンペーンなどを利用して感染対策をしつつ撮影旅行に行く人もいれば、撮り貯めた作品の見直しに時間を費やす人もいるかもしれませんね。

そこで、紅葉撮影の前、撮影中、撮影後にそれぞれ役立つ記事を紹介します。「構図&組み合わせ編」に続いて、ラストとなる今回は「撮影後・撮り貯めフォト編」。撮れたてほやほやの傑作がある人はもちろん、今季は撮影に行かなかった人も、過去の作品をRAW現像したりまとめたりする機会にしてください。

RAW現像で色合いや彩度を調整して、紅葉をより色鮮やかに

ソニーのカメラユーザーに無償で提供されるRAW現像ソフト「Imaging Edge (イメージングエッジ)」の「Edit」機能を利用して、RAW現像の際に紅葉を見栄えよく仕上げる方法を解説しています。
https://capa.getnavi.jp/special/338437/

ふんわりした紅葉写真にしてみたいなら、“エアリーフォト”加工術を参考に

こちらの記事では、花の写真をRAW現像によってふわりと風が流れるような“エアリーフォト”に仕上げる方法を解説しています。紅葉写真にも応用してみましょう。
https://capa.getnavi.jp/special/340022/

RAW現像ソフトはどれを使えばいい? おすすめソフト5選

RAW現像ソフトはカメラに付属することもありますが、ほかにも多彩なソフトが各メーカーから発売されています。こちらでは、試してみるべきサードパーティー製のソフトを紹介します。
https://capa.getnavi.jp/special/340051/

そもそもRAWって? RAWにも種類がいろいろある?

【カメラ用語事典】RAW、RAW現像

後から調整ができるRAW形式ファイルですが、こちらではそもそもRAWとは何か、複数あるRAWの種類を解説します。
https://capa.getnavi.jp/special/281674/

傑作が撮れたらSNSでシェア! イチからわかるインスタ活用術

イチからはじめるInstagram

今や多くの人が活用しているInstagramですが、なんとなくまだ手が出せないでいるという人もいることでしょう。この写真を多くの人にみてもらいたい! と思ったときがインスタデビューのタイミング。こちらを参考に、イチからチャレンジしてみましょう。
https://capa.getnavi.jp/special/333436/

撮り貯めた写真で写真集を作ってみよう! おすすめフォトブックサービス6選

傑作がそろってきたら、写真集にまとめてみるのはいかが? 各社によりフォトブックの種類や仕様が異なるので、こちらでチェックしてみましょう。
https://capa.getnavi.jp/special/339977/

撮影した後やしばらく使わない機材は、メンテナンスや保管方法のチェックも忘れずに

撮影後の機材メンテナンスも、作品づくりにおいて大事な作業のひとつ。カメラやレンズと長く付き合っていくために欠かせない注意点をこちらで紹介します。
https://capa.getnavi.jp/special/334658/

 

【カメラ用語事典】RAW、RAW現像

 

 

〈文〉佐藤陽子

 

カメラにぴったりフィットするビンテージ風レザ―ケースの「OM-D E-M5 Mark III」用が発売

オリエンタルホビーが、KAZA (カザ) の「OLYMPUS OM-D E-M5 Mark3専用 ハーフレザーケース」を2020年10月13日に発売した。カラーは、ビンテージブラウンとビンテージグリーンの2色。価格は11,000円 (税別)。

KAZA OLYMPUS OM-D E-M5 Mark3専用 ハーフレザーケース
▲ビンテージブラウン

 

KAZAのハーフレザーケースは、上質なイタリアンレザー製のハーフカメラケース。カメラモデルごとにカスタマイズされたデザインと、ビンテージ加工が施されたレザーの質感が魅力だ。このたび、オリンパスのミラーレスカメラ「OM-D E-M5 Mark III」専用のケースが発売された。

KAZA OLYMPUS OM-D E-M5 Mark3専用 ハーフレザーケース
▲ビンテージグリーン

 

裁断からオイルペイント、縫製、整形の全工程を伝統的な工法で手間を惜しまずハンドメイド。天然素材製品ならではの、ひとつひとつ違った革の表情も楽しめる。

KAZA OLYMPUS OM-D E-M5 Mark3専用 ハーフレザーケース

KAZA OLYMPUS OM-D E-M5 Mark3専用 ハーフレザーケース

 

「OM-D E-M5 Mark III」のデザインに合わせてカスタマイズされており、装着したままでも各種ボタンやバッテリーへのアクセス、可動式モニターの動きを妨げることはない。なお、メモリーカードスロットへのアクセスだけはケースを外す必要がある。

KAZA OLYMPUS OM-D E-M5 Mark3専用 ハーフレザーケース

 

カメラの三脚ネジ穴を使用してカメラに固定する。装着ネジは1/4インチネジ穴を装備しているので、ケースを装着したまま三脚を使用することも可能。

KAZA OLYMPUS OM-D E-M5 Mark3専用 ハーフレザーケース

 

■オプション

別売りの「KAZA レザーカメラストラップ – ネル」(税別 7,000円) と組み合わせることができる。

KAZA OLYMPUS OM-D E-M5 Mark3専用 ハーフレザーケース
ビンテージグリーン

 

KAZA OM-D E-M5 Mark3 専用ハーフレザーケース 主な仕様

カラー ビンテージブラウン、ビンテージグリーン
サイズ W131×H72×D49mm
重量 約38g
主素材 本革、合成皮革 (内張り)

 

 

〈文〉佐藤陽子

 

大口径広角単焦点と望遠ズームが2021年内に登場! 富士フイルム「X Summit OMIYA 2020」で初披露

富士フイルムは、「X Summit OMIYA 2020」を2020年10月15日にYouTubeイベントとして世界同時配信した。その中で、Xシリーズ用交換レンズの開発ロードマップが更新され、大口径広角単焦点レンズと望遠ズームレンズが開発中であることが明らかになった。

XF18mmF1.4、XF70-300mmF4-5.6 OIS
「X Summit OMIYA 2020」より

 

どちらのレンズも2021年中の登場が予定されている。新たに2本のレンズが加わることで、XFレンズは超広角から超望遠まで、計37本がラインナップされることになる。

XFレンズ最新ロードマップ
XFレンズ最新ロードマップは富士フイルムのWEBサイトで公開されている。

 

大口径広角単焦点レンズ「XF18mmF1.4」

焦点距離18mm (35mm判換算 27mm相当) の「XF18mmF1.4」は、優れた描写力が好評の大口径プライムシリーズに位置付けられ、画質を最優先に設計されたレンズだ。

XF18mmF1.4
「X Summit OMIYA 2020」より
 

歪みを感じさせないシャープさと大口径ならではの豊かなボケ味を備えた高画質モデルとして開発が進められている。ポートレートやスナップ撮影にも最適なレンズということで、どんな描写をする大口径広角レンズになるのか、続報に期待したい。

XF18mmF1.4
「X Summit OMIYA 2020」より
 

望遠ズームレンズ「XF70-300mmF4-5.6 OIS」

焦点距離70〜300mm (35mm判換算 105〜450mm相当) の「XF70-300mmF4-5.6 OIS」は、14本目となるズームレンズ。小型軽量なXマウントシステムを生かして設計された、コンパクトな望遠ズームレンズだ。

XF70-300mmF4-5.6 OIS
「X Summit OMIYA 2020」より
 

手ブレ補正機能を備え、テレコンバーターにも対応予定となっている。「XF2X TC WR」装着時には、35mm判換算で900mm相当の超望遠撮影ができるレンズとなる。登場が楽しみなレンズだ。

XF70-300mmF4-5.6 OIS
「X Summit OMIYA 2020」より、「XF2X TC WR」装着時

 

 

〈文〉柴田 誠

 

ニコンZレンズ大三元が出揃った! 小型軽量の大口径超広角ズーム「NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S」発売日決定

ニコンの大口径超広角ズームレンズ「NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S」が、2020年10月30日発売に決定した。

NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

 

「NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S」は、NIKKOR Zレンズの中でもハイレベルな光学性能を追求したS-Lineに属するレンズ。ズーム全域で開放F値2.8を実現するとともに、小型・軽量化と高画質を両立している。希望小売価格は320,000円 (税別)。

製品の詳細はこちら。
https://capa.getnavi.jp/news/347079/

 

「NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S」の発売により、大口径標準ズームレンズ「NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S」(2019年4月19日発売)、大口径望遠ズームレンズ「NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S」(2020年8月28日発売) と合わせて、F2.8通しのいわゆる“大三元レンズ”が出揃うことになる。

NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S、NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S、NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S
▲左から「NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S」「NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S」「NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S」

 

NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

 

NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S 主な仕様

マウント ニコンZマウント
焦点距離 14〜24mm
開放絞り F2.8
最小絞り F22
レンズ構成 11群16枚 (EDレンズ4枚、非球面レンズ3枚)
画角 114°〜84° (撮像範囲FX)、90°〜61° (撮像範囲DX)
絞り羽根枚数 9枚 (円形絞り)
最短撮影距離 撮像面から0.28m (ズーム全域)
最大撮影倍率 0.13倍 (焦点距離24mm)
フィルターサイズ φ112mm (バヨネットフードHB-97使用時のみ装着可能)
サイズ (最大径×長さ) 約φ88.5×124.5mm
質量 約650g
付属品 レンズキャップ LC-Z1424 (スプリング式)、かぶせ式レンズキャップ LC-K104、裏ぶた LF-N1、バヨネットフード HB-96、バヨネットフード HB-97、レンズケース CL-C2

 

ニコン Z 7II・Z 6IIを速攻レポート! EOS R6ガイドブックも付いてる『CAPA』11月号

楽しみながら写真が上手になるカメラ雑誌『CAPA (キャパ)』11月号は、2020年10月20日 (火) 発売です!

 

CAPA 2020年11月号
〈Cover Girl〉森川 葵
〈撮影〉土屋勝義
〈表紙のカメラ〉キヤノン EOS R6

 

CAPA 2020年11月号

2020年10月20日 (火) 発売
特別定価 930円 (税込)

■お求めはこちら
Amazon楽天ブックスセブンネットショッピングヨドバシ.com

■定期購読はこちら
Fujisan.jp

■募集中!
ドクスペへの投稿はこちら
CAPA主催のフォトコンはこちら

■WEB連動企画
伊達淳一のレンズパラダイス Other Shots
月例フォトコン学生の部ピックアップ作品レビュー

 

別冊付録

キヤノン EOS R システム BOOK
キヤノン EOS R6 乗り換えガイド

フルサイズミラーレス「EOS R6」の機能と使いこなすためのノウハウを中心に、スペックだけでは読み取れない魅力をたっぷりと紹介します。

  • 新しい「EOS R6」で写真撮影はどう変わる?
  • 「EOS R6」の新機能チェック!
  • プロの視点で見る「EOS R6」の実力

巻頭特集

デュアルエンジンで高速大進化!!
特報! ニコン Z 6II & Z 7II

完全新規格のZマウントとともに鮮烈なデビューを飾ってから2年。ニコン「Z 7」と「Z 6」が細部までの改良を施され、第二世代に生まれ変わりました。素早く快適に撮れる性能を大幅に高めた両モデルの魅力を解説します。

  • スペシャルギャラリー 河野英喜 / 星野佑佳
  • 最速実写レポート 伊達淳一
  • 新Zレンズレビュー
    ニッコールZ 14 ~24ミリF2.8 S、ニッコールZ 50ミリF1.2 S

特集2

こんな時代こそ残したい
あたらしい家族写真

一躍ブームを巻き起こした映画『浅田家!』。この映画をきっかけに、家族と写真についてあらためて考えたという人も多いのでは? 主人公のモデルとなった浅田政志さんへのインタビューとともに、写真家による「あたらしい家族写真」へのアプローチをお届けします。

  • 浅田政志「記念写真は未来のために」
  • 小澤太一「娘に贈りたい旅の面影」
  • 藤本陽子「いつか振り返るための日常」

ニューモデルレポート

  • ソニー α7C
  • キヤノン EOS Kiss M2
  • キヤノン スピードライトEL-1
  • タムロン 70~300ミリF4.5-6.3 Di III RXD
  • 富士フイルム X-S10
  • ハッセルブラッド 907X 50C
  • シグマ 105ミリF2.8 DG DN MACRO | Art
  • ケンコー モノクロカメラ KC-TY01
  • キヤノン EOS C70
  • パナソニック ルミックス BGH1
  • キヤノン PIXUS PRO-S1
  • エプソン EW-M973A3T / EW-M873T

テクニック

ふるさとの景色を情緒豊かに描こう!
撮ってみたい郷愁の風景

人それぞれに思い浮かべる郷愁の風景。合掌造りが目を引く山間の集落や漁網が並ぶ漁師町など、その景色は千差万別。少しの味付けで、どこか懐かしい情緒豊かな写真になります。風景写真家の星野佑佳さんが、郷愁の風景の撮影テクニックを解説します。

グラビア

  • 渋谷敦志「GO TO THE PEOPLES 人びとのただ中へ」
  • 小澤忠恭「Momoco 写真館、ふたたび – 森尾由美」

特別企画

  • スポーツ報道の現場から「2020アスリートの肖像」競馬 ミカエル・ミシェル騎手
  • 工場夜景撮影で検証! もはや望遠ズームのスタンダード的存在 超望遠100~400ミリクラスの実力を見た!
  • 誰も教えてくれない超基本! Vlogを始める「前の前」
  • 後藤哲朗のカメラ談義「哲朗の部屋」ゲスト : 写真家・カメラライター 赤城耕一さん

TOPIC

  • 森川葵 特別インタビュー
  • 最速RAW現像 俺の3ステップ仕上げ – 鈴木啓太 × Imaging Edge × ポートレート
  • 山岸伸×高岡千恵 刺青アートの世界
  • 小澤忠恭のグラビアノート

写真展特選街

  • 鹿野貴司写真展「身延山」
  • 小澤太一写真展「ISLANDSCAPE」

連載

  • 伊達淳一のレンズパラダイス「フルサイズミラーレス・新型標準ズームの描写力に迫る」
  • 立木義浩スナップショット 日常茶飯事「呼ぶ声」
  • 松任谷正隆「1枚のフォトストーリー」
  • 馬場信幸「THINK OUT」
  • 山岸 伸「世界の光の中で」 ゲスト : むらいさち、たかせ藍沙
  • 安田菜津紀「ドキュメンタリー写真家のメッセージ」 ゲスト : 下川晋平
  • ロケを楽しく! より自由に!「ロケ上手」
  • ハービー・山口「You are a peace of art.」
  • 赤城耕一「カメラはデザイン勝負!」 ライカ M9

VOICE & INFORMATION

  • 最新情報満載! CAPAニュースジャーナル
  • 写真集&新刊紹介
  • 写真展ガイド
  • 新製品ニュース
  • 読者モニター該当者発表
  • 読者のスペース ドクスペ通信
  • カメラ屋エクスプローラー
  • フォトコン広場
  • プレゼンツ
  • 写真日記&編集後記

ジャンル充実! CAPAのフォトコンテスト

  • 月例フォトコンテスト
    学生の部 (選者 : 鶴巻育子)
    スナップの部 (選者 : ハービー・山口)
    スポーツの部 (選者 : 水谷章人)
    生きものの部 (選者 : 海野和男)
    風景の部 (選者 : 竹内敏信 評 : 古市智之)
  • サーキットで燃えろ! 流し撮りグランプリ (審査員 : 小林 稔)
  • モデルへの愛が伝わる作品を目指そう! ポートレートセッション (審査員 : 増田賢一)
  • 鉄道好き集まれ! TEKKEN! (審査員 : 中井精也)

→ 応募票のダウンロードはこちらから

 

CAPA 11月号をチラ見!

CAPA 2020年11月号 付録「キヤノン EOS R6 乗り換えガイド」 CAPA 2020年11月号 CAPA 2020年11月号 CAPA 2020年11月号 CAPA 2020年11月号 CAPA 2020年11月号 CAPA 2020年11月号 CAPA 2020年11月号 CAPA 2020年11月号 CAPA 2020年11月号 CAPA 2020年11月号

 

※一部の記事は電子版には掲載されておりません。
※新型コロナウイルス感染症の拡大状況によっては、本誌で紹介しているイベントや写真展が開催中止・日程変更になる場合があります。

 

CAPA 2020年12月号予告

<ダブル付録>
保存版「オール一眼カメラカタログ」
特別編集「キヤノンRFレンズ徹底ガイド」

<お買い物大特集>
プロ写真家&カメラアナリストが本音で語る!
この冬、狙い目のカメラ&レンズ

  • 新テクニック披露! マクロレンズ撮影術
  • 新型プリンターの進化度徹底チェック

ほか盛りだくさん!

2020年11月19日 (木) 発売予定

※内容は都合により変更になる場合があります。

 

【CAPA本誌連動企画】フォトコン学生の部 2020年11月号ピックアップ作品レビュー

新たな『CAPA』本誌連動企画がスタート! 月例フォトコンテスト「学生の部」の入賞作品に加え、全応募作品の中から審査員の鶴巻育子先生が目を留めた“気になる作品”をピックアップしてアドバイスします。さらなるレベルアップのためのヒントが満載です!

 

〈講評〉鶴巻育子

1席「千円札とヤモリ」

山内香晴 (島根県大田市 / 15歳 / 島根県立大田高等学校 / 写真部)

1席「千円札とヤモリ」
キヤノン EOS KissX7 EF28-105mm F4-5.6 USM プログラムオート (撮影地 島根県邑南町)
 

いやいや、他人の家の中を覗くと未知の世界が広がっていて、本当に興味深い。窓に貼り付けてある濡れた千円札だけでも違和感を覚える風景ですが、洗剤入れに使用されている無脂肪ヨーグルトの容器もかなりの違和感です。そんなユニークなキッチンの窓の外には、ヤモリがへばりついているというミラクル! 最高です!

 

2席「旅立ち」

奥村歌月 (愛知県名古屋市 / 17歳 / 愛知県立愛知総合工科高等学校 / 写真部)

2席「旅立ち」
キヤノン EOS Kiss M EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM 絞りF3.5 1/500秒 ISO5000 5300K
 

成人式用の着物を身に纏った姉の姿。ジオラマフィルターを使用したと思われますが、顔ではなく髪飾りの花にピントを合わせたことで、記録写真の枠から外れ、撮る側、撮られる側の姉妹の気持ちがジワジワと伝わってくるような余韻を感じる素敵なポートレートに仕上がりました。

 

3席「霧に潜む」

松本真和 (島根県大田市 / 15歳 / 島根県立大田高等学校 / 写真部)

3席「霧に潜む」
キヤノン EOS KissX7 EF28-105mmF4-5.6 USM プログラムオート (撮影地 島根県大田市)
 

白鷺が霧の中から白く浮かび上がり、凛とした美しさが際立ちます。コメントを見ると、実は霧ではなく草を焼いている煙だそうですが、知らなければ霧だと思い込んで感動してしまう。それが写真の面白いところです。白鷺と言えば、白鷺の虜だった田中徳太郎。ぜひ、写真集を見てほしいです。

 

入選 「居眠り体操」

伏見凜音 (和歌山県田辺市 / 和歌山県立神島高等学校3年 / 写真部)

入選 「居眠り体操」
キヤノン EOS 9000D EF-S18-55mm 絞りF3.5 1/1250 秒 −1.3 補正 ISO800 WB : オート
 

動作が全く揃っていません。そして、誰一人としてやる気を感じられません。私が子どものころから続いている朝のラジオ体操の習慣。決まりだからやっているだけ。日本人の性が写っています。

 

入選「お墓掃除」

中山和奏 (愛知県岡崎市 / 光ヶ丘女子高等学校1年 / 写真部)

入選「お墓掃除」
キヤノン EOS Kiss X9i EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM 絞り優先オート F4 ISO400 (撮影地 岡崎市)
 

ご先祖さまに感謝しながらのお墓掃除。逆光の光が、まるでご先祖さまが見守っているような雰囲気に。もう少しだけ明るめで掃除の様子を出してもよかったでしょう。

 

入選「悪夢」

西川祐平 (愛知県豊川市 / 豊川高等学校2年 / 写真部)

入選「悪夢」
キヤノン EOS Kiss X9 絞りF8 1/30秒 ISO100
 

顔が陰になり、前に突き出した手のひらだけに光が当たって不気味な写真です。窓の外が現実的なので、背景まで工夫すると不気味さも増して完成度が高くなったでしょう。

 

入選「こどもごころ」

中嶋汐彩 (千葉県柏市 / 17歳 / 千葉県立柏南高等学校 / 写真部)

入選「こどもごころ」
ニコン D3400 AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR 絞りF4 1/10秒 ISO12800 WB : オート
 

夜の公園は昼間と違った怪しさが漂います。そんな空間に無邪気に遊ぶ女子高生たちの姿が加わり、どことなくエロティシズムを感じます。人物の配置が惜しい。

 

入選「魔法のステッキ」

張中浩 (岡山県岡山市 / 18歳 / 朝日塾中等教育学校 / Asahijuku Camera Team)

入選「魔法のステッキ」
サムスン Galaxy S20+ 絞りF1.8 1/12秒 ISO1000
 

ライティングと煙を駆使し、タイトルの工夫も相まって、ロマンチックな世界を作り上げています。青、緑、黄色の背景の配色が美しい。煙と影をもっと観察するとより雰囲気が出たでしょう。

 

入選「summer」

山地里奈 (香川県青葉町 / 17歳 / 香川県立坂出商業高等学校 / 写真部)

入選「summer」
キヤノン EOS Kiss X2 絞りF11 1/1600秒 (撮影地 和歌山県)
 

自分だったら、撮られたくない恥ずかしい瞬間。隣の女の子の存在で、悲惨な場面も賑やかで楽しい場面に変化してよかった。コケた男の子には触れないタイトルが面白い。

 

入選「元気に育てよ!」

大林采花 (香川県坂出市 / 香川県立坂出商業高等学校2年 / 写真部)

入選「元気に育てよ!」
キヤノン EOS Kiss X9i EF-S18-55mm シャッター優先オート 1/500秒 絞りF4.5 (撮影地 坂出市)
 

これが映画だったら、穴の中に苗が入り真っ暗になって場面転換って感じですね。表情が硬くやらせ感たっぷり。撮影に付き合ってくれるおじいちゃん。微笑ましい。

 

入選「習慣」

楫大和 (島根県大田市 / 島根県立大田高等学校3年 / 写真部)

入選「習慣」
キヤノン EOS Kiss X7 EF28-105mm F4-5.6 USM プログラムオート (撮影地 大田市)
 

「日本人なら毎朝見る味わい深いみそ汁」とコメントが添えられていました。渋い雰囲気ですが、どこか軽い印象を受ける妙な写真です。主観主義写真の新山清作品を思い出しました。

 

入選「朝焼けの中の気球」

大田響己 (福岡県北九州市 / 18歳 / 九州国際大学付属高等学校)

入選「朝焼けの中の気球」
ニコン D5600 絞りF11 1/640秒 ISO160 WB : オート (撮影地 佐賀市)
 

燃えるような夕焼けの空のインパクト。雲の表情も豊か。そこに一機の気球のシルエットが浮かび、ドラマチックな一枚に。中央に配置し力強さを出したのもよかった。

 

 

ここからは、惜しくも選外となった作品の中から、鶴巻育子先生が気になった作品をピックアップしてアドバイスします。

 

〈講評〉鶴巻育子

あそぼ? (4枚組)

岡﨑ひなた (和歌山県田辺市 / 和歌山県立神島高等学校3年 / 写真部)

あそぼ? (4枚組)
キヤノン EOS Kiss X9 EF-S18-55mm 絞りF8 1/125〜1/800秒 −0.3〜−0.7補正 ISO400 WB : オート
 

海の近くに住んでいる子どもを撮影した組写真。さすがフォトコン入選の常連さん! まず、インパクトのある1枚目の写真で目を引きました。ほかの3枚も光の捉え方、アングル、被写体との距離感と絶妙なバランス。主役の女の子のアグレッシブな行動に対し、男の子たちのテンションの低さとの対比もしっかり狙っているところが抜け目ない。

気になったのは、ある日の夕方の数時間で撮影したと思われます。作品づくりは必ずしも時間をかければいいというわけではないのですが、短時間で撮影した写真の中で面白い写真を集めたんだなという印象を受けました。また、男の子が一人で縄跳びをしている3枚目の写真は、女の子が主役の中でちょっと浮いてしまいました。枚数がもっと多かったら、このシーンも生きてくるかもしれません。4枚に制限せずに、組写真に取り組んでみるとよいかもしれませんね。

 

午後のひととき

竹下友梨 (島根県大田市 / 17歳 / 島根県立大田高等学校 / 写真部)

午後のひととき
キヤノン EOS Kiss X7 EF28-105mm F4-5.6 USM プログラムオート (撮影地 大田市)
 

白いシャツと赤い口紅が印象的で魅力的なポートレート。半逆光で顔に陰影がつき立体感も出ています。笑顔のポートレートもいいですが、その場合、表情や可愛さだけを見てしまいがちになります。この作品のように、デッドパン (無表情) で撮影すると、人物の内面が見えてきたり、かえって撮影者との関係性が想像できたり、また、見ている私たちと対峙しているような感覚になったりと、見る人によって捉え方が広がります。

この写真はスナップ的なポートレートですから、そこまで考えて撮影していないと思いますが、光をもっと読んだり、画角を微妙に変えたり、細かい部分に気を配ることで、よりイイ写真を撮ることができると感じました。

 

あれ、なにかな…?

中田大介 (愛知県小牧市 / 15歳 / 愛知県立小牧南高等学校)

あれ、なにかな…?
キヤノン EOS Kiss M EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM 絞りF6.3 1/30秒 ISO6400 (撮影地 小牧市)
 

美人な猫です。凛々しい表情は、何を見ているのか気になります。いい光が当たり、黒と白の毛並みがキレイに出ていて、長いヒゲも目立ちます。

撮影場所が自宅と記載されていたので、飼い猫でしょう。自分の子どもやペットは、どんなときでもかわいく見えるものです。確かに、この猫ちゃんはとてもかわいい。しかし、かわいいだけの猫の写真では、他人が見たときにそれ以上の共感を得られません。例えば、見たこともないユニークな仕草をしている瞬間とか、もっと引いて家の中の様子を一緒に写して猫との暮らしの風景を見せるとか、写真の中にもう一つ要素を加えてみましょう。

 

ひと足おくれて

宮武侑加 (香川県坂出市 / 香川県立坂出商業高等学校2年 / 写真部)

ひと足おくれて
ニコン D3500 NIKKOR 18-55mm シャッター優先オート 1/1250秒 絞りF5.6 (撮影地 坂出市)
 

バーベキューの食べ残しのお皿に留まる1匹のハエ。けして美しいとは言えない場面ですが、美の基準や興味は人それぞれ。面白い視点です。何かに反応した瞬間にカメラを向けるフットワークの良さは、写真を撮る者、特にスナップシューターにとっては必要な素質です。

フォトコンテストとなると、正直なところ、この写真で入選することはなかなか難しいかもしれません。でも、この先も、このまま自分だけが持つ視点や美的感覚で世の中を見て写真を撮り続ければ、面白いモノができそうな気がします。上手な写真を撮ろうと思わないでいいのです。自分の世界を写してほしいです。

何とな〜くですが、ヴォルフガング・ティルマンズの作品を思い出しました。

 

古き良き (3枚組)

三原由貴 (広島県庄原市 / 16歳 / 広島県立庄原格致高等学校 / 写真部)

古き良き (3枚組)
ペンタックス K-30 smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL [IF] DC WR 絞りF4.5、F5 1/800〜1/2500秒 −1〜+0.3補正 ISO400
 

商店街の古いお店や建物を撮影した組写真。古いものや懐かしいものを見ると、心が和みます。正面から平面的に捉え、画面いっぱいに建物を入れる、撮影するときにルールを作ったことで、統一感が生まれたのがよかった。

このように似た被写体を揃えた組作品の場合は、もう少し数が欲しいですね。これを機に、古い建物を撮りためてみてはいかがでしょう。それと、もう一つ気になったのが応募票のコメント。「古い」と一言だけでした。なぜ、この古い建物が気になって撮影したのか、その動機や撮影しているときの気持ちなどが書いてあると、作品の良さがより伝わります。

 

1席「千円札とヤモリ」 2席「旅立ち」 3席「霧に潜む」 入選 「居眠り体操」 入選「お墓掃除」 入選「悪夢」 入選「こどもごころ」 入選「魔法のステッキ」 入選「summer」 入選「元気に育てよ!」 入選「習慣」 入選「朝焼けの中の気球」 あそぼ? (4枚組) あそぼ? (4枚組) あそぼ? (4枚組) あそぼ? (4枚組) 午後のひととき あれ、なにかな…? ひと足おくれて 古き良き (3枚組) 古き良き (3枚組) 古き良き (3枚組)

 

中国・四国・九州のおすすめ紅葉撮影スポット8選! 自然の雄大さを感じつつ撮影を堪能しよう

今年も紅葉のシーズンが到来しました。撮影地マップから、中国・四国・九州地方のおすすめ紅葉スポットをピックアップしてご紹介します。2020年は新型コロナウイルス感染症の影響もありますので、通常の撮影機材や装備に加え、感染対策にも留意しつつ撮影に挑んでください。

4つのエリアで異なる景観を楽しめる 島根県益田市「匹見峡」

島根県益田市・匹見峡

前匹見峡、表匹見峡、裏匹見峡、奥匹見峡と呼ばれる4つのエリアで、奇岩や滝、ゆるやかな渓谷、切り立った断崖など、さまざまな地形と紅葉とのコラボレーションを見ることができます。見頃は10月下旬~11月中旬。なお、裏匹見峡の遊歩道は一部を除いて通行止め、広島方面への国道488号線は引き続き通行止めが続いています。

■プロカメラマンの撮影地ガイドはこちら
https://capa.getnavi.jp/guide/hikimikyo/

天守・紅葉・雲海の豪華共演! 岡山県高梁市「備中松山城」

岡山県高梁市・備中松山城

現存天守を持つ山城としては最も高い標高にある「備中松山城」。紅葉が見頃となる11月上旬~中旬は、天守が雲海に包まれる時期とも重なり、展望台は混みあいます。撮影マナーと咳エチケットを守りながらベストショットを狙ってください。

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変化に富んだ渓谷を紅葉が水面まで染める 山口県萩市・山口市の「長門峡」

山口県・長門峡

阿武川の中流と支流を含む山峡一帯が長門峡。奇岩や深い淵など変化に富んだ渓谷を紅葉が鮮やかに染めます。見頃は11月上旬~中旬。道の駅長門峡と竜宮淵間のシャトルバスは、2020年11月1日~23日に運行されます。

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礫岩峰と紅葉のコントラストが圧巻! 愛媛県久万高原町「古岩屋」

愛媛県久万高原町・古岩屋

伊予屈指の景勝地・古岩屋。直瀬川の両岸に巨大な岩壁が続き、紅葉が周辺を彩ります。例年の見頃は11月上旬~中旬。 県道12号沿いにあり、訪れやすいことも人気の理由です。

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秘境駅で紅葉とディーゼル車を組み合わせて撮れる 徳島県三好市「坪尻駅」

徳島県三好市・坪尻駅

土讃線・坪尻駅は、四国に2つしかないスイッチバック駅の1つ。11月中旬~下旬には周辺の山林が色づき、紅葉とディーゼル列車のコンビネーションを捉えることができます。

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迫力満点の滝に色付いた木々が彩りを添える 高知県香美市「大荒の滝」

高知県香美市・大荒の滝

遊歩道から、荒々しい岩と落差40mの滝が織りなす迫力満点の風景を見ることができる「大荒の滝」。林道を上がると、周囲の景勝を一望することもできます。紅葉の見頃は11月中旬~下旬。

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歴史情緒あふれる城内が深紅に染まる 大分県竹田市「岡城跡」

大分県竹田市・岡城跡

かつて難攻不落と言われた「岡城」跡。木々の紅葉はもちろん、落ち葉も場内を真っ赤に染め上げます。苔むした石垣とのコントラストもお見事。見頃は11月中旬~下旬です。

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約1200本のイチョウが一帯を黄金色に染める 鹿児島県垂水市「垂水千本イチョウ園」

鹿児島県垂水市・垂水千本イチョウ園

棚田状の山の斜面に植樹された約1200本のイチョウが、11月下旬~12月上旬になると黄金色に染まります。私有地のため、マナーを守って観賞・撮影を。

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〈文〉佐藤陽子