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レンズは5千円台から! 在庫限りのシグマ公式オンラインショップ生産完了品セール

シグマの公式オンラインショップ「SIGMA Online Shop」で、アウトレットコーナー期間限定セールがスタートした。

SIGMA Online Shop アウトレットコーナー期間限定SALE

 

アウトレットコーナーでは、生産完了となったレンズやテレコンバーター、フィルター、アクセサリー類をお買い得価格で販売。2020年9月30日までは、通常よりさらにお得な特別価格になっている。レンズはなんと5,500円から購入可能だ。アクセサリー類は、パワーグリップや充電器、ACアダプター、カメラケースなどがラインナップされている。

SIGMA 70-300mm F4-5.6 DG MACRO、30mm F2.8 DN
ラインナップの一例。「70-300mm F4-5.6 DG MACRO」(ソニーAマウント、シグマSAマウント) は5,500円、「30mm F2.8 DN」シルバー (マイクロフォーサーズマウント) は9,900円 (いずれも税込)。

 

アウトレットとはいえ、全ての商品は化粧箱および付属品がそろった未使用の新品。購入後は1年間の通常保証も適用されるうえ、もし不具合があった場合は修理対応も可能だ。ただし、購入者都合による返品・交換はできない。

生産完了品のため、セール期間中でも在庫がなくなりしだい終了となるので、早めのチェックがおすすめだ。

 

 

〈文〉佐藤陽子

 

レンズは5千円台から! 在庫限りのシグマ公式オンラインショップ生産完了品セール

シグマの公式オンラインショップ「SIGMA Online Shop」で、アウトレットコーナー期間限定セールがスタートした。

SIGMA Online Shop アウトレットコーナー期間限定SALE

 

アウトレットコーナーでは、生産完了となったレンズやテレコンバーター、フィルター、アクセサリー類をお買い得価格で販売。2020年9月30日までは、通常よりさらにお得な特別価格になっている。レンズはなんと5,500円から購入可能だ。アクセサリー類は、パワーグリップや充電器、ACアダプター、カメラケースなどがラインナップされている。

SIGMA 70-300mm F4-5.6 DG MACRO、30mm F2.8 DN
ラインナップの一例。「70-300mm F4-5.6 DG MACRO」(ソニーAマウント、シグマSAマウント) は5,500円、「30mm F2.8 DN」シルバー (マイクロフォーサーズマウント) は9,900円 (いずれも税込)。

 

アウトレットとはいえ、全ての商品は化粧箱および付属品がそろった未使用の新品。購入後は1年間の通常保証も適用されるうえ、もし不具合があった場合は修理対応も可能だ。ただし、購入者都合による返品・交換はできない。

生産完了品のため、セール期間中でも在庫がなくなりしだい終了となるので、早めのチェックがおすすめだ。

 

 

〈文〉佐藤陽子

 

【CAPA本誌連動企画】伊達淳一のレンズパラダイス Other Shots 2020年10月号 ─ フルサイズミラーレス用高倍率ズームの描写力チェック

伊達淳一カメラマンがさまざまなレンズを使い倒しレビューする『CAPA』本誌人気連載の「レンズパラダイス」。今回は、2020年10月号で掲載したフルサイズミラーレス専用設計の高倍率ズーム「タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD」と「NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR」の2本のアナザーカットを紹介しよう。

タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

 

タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD (Model A071)

タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD

スペック
[大きさ] 最大径74×全長117mm [重さ] 約575g [レンズ構成] 14群18枚 [最短撮影距離] 0.19m (WIDE) / 0.8m (TELE) [最大撮影倍率] 0.32倍 (WIDE) / 0.26倍 (TELE) [絞り羽根枚数] 7枚 [フィルター径] 67mm

参考価格 約80,880円 (税込)

 

テレ端で狙った飛行機の機体をシャープに捉えた

新都心ルートで東京都庁の上空を飛行するヒコーキをテレ端開放で狙ってみた。ピントはヒコーキ。青空を濃くするためPLフィルターを使用し、高速シャッターを切っているので少しノイジーになってしまったが、機体の細部までシャープに再現されている。

タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD 作例

タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD 作例

ソニー α7R IV シャッター優先オート 1/2000秒 F5.6 ISO1600 WB : オート KANI ViVid CPLフィルター使用 200mm域

 

色収差が見られず、ぼけたワイングラスは自然な描写

大阪市中央公会堂近くのカフェのウィンドウディスプレイ。こういうシーンを見かけると、ついシャッターを切ってしまう。ガラス越しだけとワイングラスの輪郭に色収差は感じられず、ピント面はなかなかシャープ、ぼけたワイングラスや窓の反射も自然な描写だ。

タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD 作例

タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD 作例

ソニー α7R IV 絞り優先オート F5.6 1/50秒 +0.7補正 ISO100 WB : オート 135mm域

 

周辺までキレのよい写り

大阪・天満橋の八軒家浜にプカリと浮かんだ巨大なラバーダック。オランダ人アーティスト、フロレンティン・ホフマン氏の作品だ。会場からはラバーダックの顔が逆光なので、対岸からビル群を入れて撮影。被写界深度を深くするためF11で撮影しているが、当然ながら隅までキレのよい写りだ。

タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD 作例

タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD 作例

ソニー α7R IV 絞り優先オート F11 1/80秒 ISO100 WB : オート KANI ViVid CPLフィルター使用 50mm域

 

ラバーダックの顔はシャープに写っている

ラバーダックを真正面から捉えられる位置まで移動。周りがちょっと殺風景なので木の葉っぱの隙間から狙い、周囲を葉っぱの前ボケで囲んでみた。葉っぱに日光が当たっていないこともあるが、前ボケも自然でうるさくなく、それでいてラバーダックの顔はシャープに写っている。

タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD 作例

タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD 作例

ソニー α7R IV 絞り優先オート F5.6 1/200秒 ISO120 WB : オート 174mm域

 

1段絞ると微ボケのうるささも解消

神戸・北野の異人館に向かう途中のカフェ。ピントは当然クマのぬいぐるみで、拡大した箇所はピント位置から外れた微ボケの部分。絞り開放では少し微ボケがうるさく感じたが、1段絞るとボケが小さくなった分、不快な感じは低減した。

タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD 作例

タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD 作例

ソニー α7R IV 絞り優先オート F8 1/160秒 ISO160 WB : オート 149mm域

 

想像以上に深度の浅い28mm

神戸・北野の異人館、うろこの家の室内展示。F2.8の明るさを生かして……といきたいところだが、フルサイズの28mmは広角といえ被写界深度は想像以上に浅い。このカットはF5.0まで絞ったが、手前のテーブルと椅子まではシャープに写せたものの、奥の時計は少し微ボケになっている。

タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD 作例
 

タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD 作例

ソニー α7R IV 絞り優先オート F5.0 1/5秒 +0.3補正 ISO160 WB : オート 28mm域

 

光りの反射部分が少し二線ボケ傾向

被写体と背景の距離や光線状況によっては、二線ボケが発生するケースもある。特に光が当たった葉っぱや枝の反射はドーナッツ状のボケになることもあるが、非球面レンズの輪線ボケは、夜景等の点光源以外はそれほど気にならなかった。

タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD 作例

タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD 作例

ソニー α7R IV 絞り優先オート F5.0 1/160秒 +0.7補正 ISO160 WB : オート 144mm域

 

ワイド端の周辺描写も開放から安定している

高倍率ズームで気になるワイド端の周辺画質も良好。絞り開放でも安定した周辺画質だが、1段絞るとさらに輪郭がクッキリしてくる。金属の反射など輝度差の大きなハイライトにはわずかに青ハロを感じることもあるが、高倍率ズームということを感じさせない安定した描写だ。

タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD 作例

タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD 作例

ソニー α7R IV 絞り優先オート F5.0 1/80秒 -0.7補正 ISO100 WB : オート 28mm域

 

絞っても微ボケはうるさくならず

愛知県知多半島の観光農園花ひろば。ここは6月下旬~12月下旬までひまわりが見られるので有名。少し曇っていたので、空をなるべく入れないように撮影。43mmでF14まで絞ってもパンフォーカスには程遠い結果だが、絞っても微ボケがあまりうるさくなく、穏やかにぼけてくれている。

タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD 作例

タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD 作例

ソニー α7R IV 絞り優先オート F14 1/50秒 +0.3補正 ISO125 WB : 晴天 43mm域

 

 

ニコン NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

スペック
[大きさ] 最大径76.5×全長114mm [重さ] 約570g [レンズ構成] 15群19枚 [最短撮影距離] 0.5m (WIDE) / 0.7m (TELE) [最大撮影倍率] 0.28倍 [絞り羽根枚数] 7枚 [フィルター径] 67mm

参考価格 約125,400円 (税込)

 

背景に溶け込んでいくような美しい後ボケ

このレンズの描写で驚いたのが、ハイライトがにじむように背景に溶け込んでいく後ボケの美しさ。にもかかわらず、ピント面はエッジ立つほどの解像ではないものの、にじみはほとんどなく、高倍率ズームのテレ端絞り開放とは思えないほど安定した解像感を維持している。

NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR 作例

NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR 作例

ニコン Z 7 絞り優先オート F6.3 1/320秒 +0.3補正 ISO320 WB : 自然光オート 155mm域

 

近接撮影で色のにじみもなくシャープな描写

開きかけた白いゆりにセミ抜け殻を発見。背景に玉ボケが入るように焦点距離と撮影ポジションを調節した。開放F値はあまり明るくないが、これくらいの近接撮影でも被写界深度は浅く、セミの抜け殻の目と肩の間くらいにピントのピークはあるが、色にじみもなく、非常にシャープな描写だ。

NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR 作例

NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR 作例

ニコン Z 7 絞り優先オート F6.3 1/320秒 +0.3補正 ISO320 WB : 自然光オート 155mm域

 

口径食も目立たずピント面は非常にシャープ

約70mmの画角でそれほどの近接撮影でもないので、背景はあまり大きくぼけず煩雑になりやすいが、口径食は目立たず、木漏れ日のボケは周辺までほぼ玉ボケを保っている。後ろの植え込みも柔らかくぼけているが、ピントを合わせたゆりのシベは非常にシャープだ。

NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR 作例

NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR 作例

ニコン Z 7 絞り優先オート F6.0 1/125秒 +0.3補正 ISO100 WB : 自然光オート 69mm域

 

コントラストが高めで車体のエッジがしっかり見える

昭和の面影を残す京王線柴崎駅。手前の踏切を渡る途中、ちょっと立ち止まって2~3カット撮影。周辺部の架線は少し青ハロが浮きかけていて、全体に陽炎でメラメラだが、レンズの解像とコントラストが高いためか、車両のエッジは結構しっかりした描写だ。

NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR 作例

NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR 作例

ニコン Z 7 絞り優先オート F6.3 1/250秒 +0.7補正 ISO100 WB : 自然光オート 200mm域

 

ワイド端開放でも非常にシャープでボケも自然

昭和記念公園のひまわり畑をワイド端絞り開放で撮影。開放F値を欲張っていないので、絞り開放でも解像に緩さはなくガンガン攻められる。ワイド側でも、必要以上にボケの輪郭がエッジ立ったり、コントラストが高くなりすぎず、ピントを合わせた主要被写体のジャマをしないのもこのレンズの魅力だ。

NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR 作例

NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR 作例

ニコン Z 7 絞り優先オート F4 1/1000秒 ISO200 WB : 自然光オート KANI ViVid CPLフィルター使用 24mm域

 

ワイド端周辺部では青ハロやパープルフリンジが表れる

ワイド端でも周辺まで非常に高い解像性能が得られるが、輝度差が非常に大きな輪郭部分には、青ハロやパープルフリンジが出たり、周辺部の細めの線が黒ではなく、少し青っぽくなることがある。

NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR 作例

NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR 作例

ニコン Z 7 絞り優先オート F8 1/200秒 +0.3補正 ISO160 WB : 自然光オート 24mm域

 

微ボケは許容範囲内の描写

東京・蔵前のグルメバーガー店で、月に一度の自分へのご褒美。高倍率ズームは最短撮影距離が長めなのが弱点で、このレンズも少し椅子を後ろにずらさないとピントが合わなかった。パティやベーコンに反射した光が微ぼけすると、許容しがたい二線ボケが出るレンズもあるが、このレンズの微ボケは許容範囲内だ。

NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR 作例

NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR 作例

ニコン Z 7 絞り優先オート F6.3 1/100秒 -0.3補正 ISO4500 WB : 自然光オート 98mm域

 

画面四隅では若干の像の乱れがある

ミラーレスカメラのレンズは、歪曲収差や周辺光量は電子補正を前提とした設計で、このレンズも歪曲収差や周辺光量低下が気になることはない。絞り開放から周辺画質も安定しているが、さすがに四隅は厳しく、像の乱れは多少ある。長辺方向の周辺あたりから少しだけ解像が緩くなる感じだ。

NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR 作例

NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR 作例

ニコン Z 7 絞り優先オート F5.3 1/120秒 -0.7補正 ISO100 WB : 自然光オート 42mm域

 

タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD 作例 タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD 作例 タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD 作例 タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD 作例 タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD 作例 タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD 作例 タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD 作例 タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD 作例 タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD 作例 タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD 作例 タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD 作例 タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD 作例 タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD 作例 タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD 作例 タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD 作例 タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD 作例 タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD 作例 タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD 作例 NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR 作例 NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR 作例 NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR 作例 NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR 作例 NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR 作例 NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR 作例 NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR 作例 NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR 作例 NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR 作例 NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR 作例 NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR 作例 NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR 作例 NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR 作例 NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR 作例 NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR 作例 NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR 作例

 

※参考価格は記事執筆時点の量販店価格です。

 

操作は至ってシンプル! 超スリムなペン型の360°全天球カメラ「IQUI」に触ってきた

リコー発のスタートアップカンパニーであるベクノスは、超スリムなペン型の360°全天球カメラ「IQUI (イクイ)」を2020年10月1日に発売する。本体色はゴールドで、価格は29,800円 (税別)。USBコネクター、簡易スタンド、USB-Cケーブル、専用ケースが付属する。

ベクノス IQUI

 

「IQUI」は、2020年3月10日に開発発表が行われ、2020年内に発売予定と告知されていた、ベクノスの第一弾となる製品。対応するスマートフォン用無料アプリ「IQUISPIN (イクイスピン)」は2020年8月28日に公開されており、「IQUISPIN」を使って作成したショートビデオを募集する「マイファーストIQUISPINコンテスト」(2020年9月30日締切) では、賞品として「IQUI」が50名に贈られるなど、「IQUI」の発売に先行してPRが展開されている。

■ベクノス新商品ワールドプレミア発表会

2020年9月16日に開催された「ベクノス新書品ワールドプレミア発表会」では、リコーの代表取締役 社長執行役員・CEOの山下良則氏とベクノス代表取締役・CEOの生方秀直氏が出席して行われ、リコーの新規事業についての考え方や「IQUI」開発の裏話が披露された。

 

生方氏によると、開発発表をした3月には、すでに新型コロナウイルスの感染拡大により技術者の往来ができなくなっており、「IQUI」量産化、ソフト開発、マーケティングなどをフルリモートで行ったのだという。また、東京オリンピック・パラリンピックに間に合わせる予定でいたが、延期になったことでソフトウェアのさらなる作り込みができたといったことも紹介された。

ベクノス IQUI
スマートフォン用アプリ「IQUISPIN」を紹介する生方秀直CEO。

 

なお「IQUI」は、日本をはじめ中国・アメリカ・イギリス・ドイツ・フランスの6か国で販売を開始する。6か国で、世界の主要なマーケットをほぼカバーすることができるというのが理由だ。日本ではAmazonでの販売と、最新ガジェットが体験できるb8ta Tokyo – Yurakuchoとb8ta Tokyo – Shinjuku Marui、二子玉川 蔦屋家電での出品・販売から拡大していくとしている。

■スリム・コンパクトの極限を目指して開発

「IQUI」の基本設計思想は、“様々なライフスタイルに溶け込み、普段使いで楽しく全天球画像を楽しんでもらうこと”となっており、スリム・コンパクトの極限を目指して、側面に3つ、天面に1つの計4つのレンズからなる独自の光学系を新開発した。

ベクノス IQUI

ベクノス IQUI
側面に3つ、天面に1つのレンズが搭載されている。

 

携帯性だけでなく、手になじんで使いやすいデザイン、運びやすい質量も実現している。本体の操作部は、電源ボタン、シャッターボタン、写真/動画モード切り替えボタンの3つだけとなっており、シンプルで誰でも簡単に使える操作性を実現する。

ベクノス IQUI

ベクノス IQUI
操作ボタンは電源ボタン、シャッターボタン (上の写真)、写真/動画モード切り替えボタン (下の写真) の3つだけ。

■アクセサリー

「IQUI」の付属品として、 USBコネクター、簡易スタンドが用意されており、2つを組み合わせて使うことでIQUIをテーブルなどに立てての撮影が可能だ。

ベクノス IQUI

ベクノス IQUI
簡易スタンドに立てて充電、撮影ができる。

 

また、別売のバッテリーチャージャーケース「BCC-1」を使えば、「IQUI」を収納して持ち運びながらの充電が可能となる。「BCC-1」をフル充電状態にしておけば、「IQUI」本体2回分以上の充電ができる。価格は8,800円 (税別) で、2020年11月発売予定。

ベクノス IQUI
「BCC-1」のフタを開けると「IQUI」がポップアップする。

 

ベクノス IQUI
ケーブル端子を廃したスマートなデザインを採用しており、本体底面のコネクターから充電できる。

■スマートフォン用アプリ「IQUISPIN」

IQUISPIN」は、他メーカーのカメラで撮影した全天球写真にも対応する加工・編集アプリ。ショートビデオを簡単に作成することができるほか、「IQUI」で撮影した写真に動きをつける「モーション」や、ハートマーク・シャボン玉・花火などを写真に付加する「エフェクト」が搭載されている。

ベクノス IQUI

 

また、10月1日には「IQUI」の発売に合わせてバージョンアップが行われ、写真の色調を変更する「フィルター」機能が追加される。「IQUISPIN」で作成された正方形のMP4ショートビデオは、スマートフォンで楽しむだけでなく、SNSやメール、ショートメッセージなどを使って、手軽に共有することが可能となっている。

ベクノス IQUI
逆光補正が可能なフィルター機能「Reflector」の使用例 (右)。

 

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Vecnos IQUI 主な仕様

撮影距離 約40cm~∞ (レンズ先端より)
撮影モード オート
露出制御モード プログラムAE
露出補正 なし
ISO感度 (標準出力感度) オート (ISO 100~1600)
ホワイトバランスモード オート
シャッタースピード 静止画 (オート) 1/60000秒~1/8秒、動画 (オート) 1/25000秒~1/30秒
記録媒体 内蔵メモリー 14.4GB
記録可能枚数・時間 (目安) 静止画 JPEG 約1500枚、動画 (1回の記録時間) 最大30秒、動画 (合計記録時間) 約30分 (30秒動画約60本)
電源 リチウムイオンバッテリー (内蔵、720mAh)
電池寿命 (目安) 静止画 約100枚、動画 合計約30分
サイズ レンズ部 φ19.7、グリップ部 φ16、全長139mm
質量 約60g
レンズ F2.5 (レンズ構成、撮像素子サイズ、有効画素数は非公開)
静止画解像度 5760×2880ピクセル (Stitching後)
動画解像度 / フレームレート / ビットレート 3840×1920 / 30fps / 約45Mbps (Stitching後)
マイク モノラル
音声/ビットレート iOS 128 kbps、Android 96 kbps
無線準拠規格 IEEE802.11 b/g/n (2.4GHzのみ)、Bluetooth v4.2 (Bluetooth low energy)
使用温度範囲 0℃~40℃
使用湿度範囲 90%以下
保存温度範囲 −20℃~60℃

 

 

〈文〉柴田 誠

 

EOS R5ガイドブックとカメラブラシの豪華W付録! フルサイズミラーレスをガチ比較の『CAPA』10月号

楽しみながら写真が上手になるカメラ雑誌『CAPA (キャパ)』10月号は、2020年9月19日 (土) 発売です!

 

CAPA 2020年10月号
〈Cover Girl〉百田夏菜子 (ももいろクローバーZ)
〈撮影〉土屋勝義
〈表紙のカメラ〉ソニー α7S III

 

CAPA 2020年10月号

2020年9月19日 (土) 発売
特別定価 1,290円 (税込)

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■募集中!
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特別付録

静電気でホコリをキャッチ!
携帯用 静電吸着カメラブラシ

持ち運びに便利な格納式のブラシです。ホコリや汚れがたまりやすいカメラ軍艦部のダイヤル部分、ホットシュー周辺の清掃に。パソコンやキーボードの清掃にも使えます。

CAPA10月号付録「携帯用 静電吸着カメラブラシ」

使い方はこちら!
https://capa.getnavi.jp/news/346778

別冊付録

キヤノン EOS R システム BOOK
キヤノン EOS R5 徹底ガイド Vol.1

フルサイズミラーレス「キヤノン EOS R5」のガイドブックが、なんと付録に! 先進機能と使いこなし方を徹底解説します。

  • ここがスゴい! EOS R5 進化のポイント
  • 使いこなしの基本と応用がわかる “メニューガイド”

巻頭特集

高画素フルサイズミラーレス頂上決戦! ガチンコテストでその性能をあぶり出す!!
フルサイズ × フルテスト

真のミラーレス王者はどのカメラ!? 「キヤノン EOS R5」「ソニー α7R IV」「ニコン Z 7」「パナソニック LUMIX S1R」の画質からAF・連写、EVFの見えのよさに至るまでガッツリ比較しました。

  • 画質 (解像性能・高感度画質) テスト
  • AF・連写テスト
  • 瞳・被写体認識AFテスト
  • 手ブレ補正テスト
  • EVF・操作性テスト

特集2

変化する時代の中、写真家たちが見る世界、捉える瞬間はどう変わったのか?
現代を疾走するスナップシューターたち

感性に響いたものを出会いがしらに切り取るスナップショット。そこには常に「時代」や「今の気分」が写り込んでいます。スナップの名手5人の作品とインタビューで、その視線の先にあるものを紹介します。

  • サトウヒトミ「日常の中にある小さなドラマをすくい取るように表現したい」
  • 鹿野貴司「渋谷のスクランブル交差点で現在の東京のリアルを探す」
  • 石田真澄「記憶と写真がぴったりとリンクする。そのことが面白くてずっと写真を撮っているのかもしれない」
  • 新納 翔「自分が街に近づいていく。街が自分に近づいてくる。その交錯の瞬間を撮る」
  • オカダキサラ「知らない街を歩いて探す。偶然生まれる不思議な瞬間」

ニューモデルレポート

  • ソニー α7C
  • パナソニック LUMIX S5
  • オリンパス OM-D E-M10 Mark IV
  • ニコン ニッコールZ14~24ミリF2.8 S / ニッコールZ50ミリF1.2 S
  • 富士フイルム XF50ミリF1.0 R WR
  • シグマ 85ミリF1.4 DG DN | Art
  • コシナ NOKTON Vintage Line 50ミリF1.5 Aspherical II VM

テクニック

自然風景と夜景のプロが解説! 秋のダイナミック・ランドスケープ
雲海風景の成功5か条

秋は雲海撮影のベストシーズン! 自然の中に広がるダイナミックな雲海風景と、幻想的なシーンが楽しめる雲海夜景の撮り方をそれぞれのプロに解説してもらいました。

  • 福田健太郎流/条件の見極め方と作品撮りのコツ
  • 川北茂貴流/雲海夜景の作画法

グラビア

  • 岡田裕介「これが君の声 青の歌」
  • 小澤忠恭「Momoco 写真館、ふたたび – 後藤久美子」

特別企画

  • スポーツ報道の現場から「2020アスリートの肖像」車いすラグビー 池崎大輔選手
  • 後藤哲朗のカメラ談義「哲朗の部屋」ゲスト : モータースポーツカメラマン 小林稔さん
  • 伊達淳一のレンズパラダイス 特別編「フルサイズミラーレス用高倍率ズームの描写力チェック」
  • 秋風が吹き抜ける白川郷周辺で紅葉と水風景を撮り尽くそう!
  • 「ニコン Z 5」で札幌の街を散策 – 阿部秀之
  • 写真画質と高速プリントを両立「キヤノン imagePROGRAF PRO-G1」

TOPIC

  • 最速RAW現像 俺の3ステップ仕上げ – 深澤 武 × Capture NX-D × 落葉
  • 岡田裕介・口絵ノート

写真展特選街

  • 岡嶋和幸写真展「海のほとり Seaside Story」
  • 清水哲朗写真展「おたまじゃくし – Genetic Memory -」

連載

  • 立木義浩スナップショット 日常茶飯事「美学」
  • 松任谷正隆「1枚のフォトストーリー」
  • 赤城耕一「カメラはデザイン勝負!」 オリンパス PEN-F
  • 安田菜津紀「ドキュメンタリー写真家のメッセージ」 ゲスト : キセキミチコ
  • 山岸 伸「世界の光の中で」 ゲスト : 菊池哲男、歩りえこ
  • ロケを楽しく! より自由に!「ロケ上手」
  • 馬場信幸「THINK OUT」
  • ハービー・山口「You are a peace of art.」

VOICE & INFORMATION

  • 最新情報満載! CAPAニュースジャーナル
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ジャンル充実! CAPAのフォトコンテスト

  • 月例フォトコンテスト
    学生の部 (選者 : 鶴巻育子)
    スナップの部 (選者 : ハービー・山口)
    スポーツの部 (選者 : 水谷章人)
    生きものの部 (選者 : 海野和男)
    風景の部 (選者 : 竹内敏信 評 : 古市智之)
  • サーキットで燃えろ! 流し撮りグランプリ (審査員 : 小林 稔)
  • モデルへの愛が伝わる作品を目指そう! ポートレートセッション (審査員 : 増田賢一)
  • 鉄道好き集まれ! TEKKEN! (審査員 : 中井精也)

→ 応募票のダウンロードはこちらから

 

CAPA 10月号をチラ見!

CAPA 2020年10月号 付録「キヤノン EOS R5 徹底ガイド Vol.1」 CAPA 2020年10月号 CAPA 2020年10月号 CAPA 2020年10月号 CAPA 2020年10月号 CAPA 2020年10月号 CAPA 2020年10月号 CAPA 2020年10月号 CAPA 2020年10月号

 

<お詫びと訂正>
CAPA 10月号に以下の間違いがありました。申し訳ございません。ここに訂正し、お詫びいたします。

■19ページ「ソニー α7C Debut!」
3面写真のキャプション内に「前後の電子ダイヤル」とあるのは「後ろの電子ダイヤル」の間違いです。

読者の皆様ならびに関係者の皆様にご迷惑をおかけいたしましたことを重ねてお詫び申し上げます。

 

※一部の記事は電子版には掲載されておりません。
※新型コロナウイルス感染症の拡大状況によっては、本誌で紹介しているイベントや写真展が開催中止・日程変更になる場合があります。

 

CAPA 2020年11月号予告

<スペシャル付録>
CAPA特別編集「キヤノン EOS R6 徹底ガイド」

<特集1>
気になる最新ミラーレスも合わせて実写検証
最新一眼カメラ AF精度&スピードテスト

<特集2>
こんな人もカメラの面白さにハマっていた!
カメラ大好き著名人「私の写真ライフ」

  • 注目! 新型カメラ実写レビュー
  • 望遠レンズが拓く新しい世界

ほか盛りだくさん!

2020年10月20日 (火) 発売予定

※内容は都合により変更になる場合があります。

 

2秒タイマーでもブレてる?!三脚の剛性・強度を簡単にチェックする方法

軽い三脚の弱点は強度と剛性が低いこと。でも、それがどの程度なのかを判断する方法を考えてみました。すでにご存知の方も多いかもしれませんが、ライブビューの拡大表示を使うと三脚の揺れ具合はひと目でわかるので、夜景を撮るのに使えるかどうかの見きわめもできます。自分の三脚の実力を把握したり、購入前にチェックするのに役立ちますから、覚えておくと便利です。
三脚の剛性チェック

三脚を使えばブレないとは限らないのです

カメラをしっかり固定することができる三脚は持ち歩くことを考えれば軽いほどありがたいですよね。

でも、軽い三脚は強度や剛性が低くなりがちなのも事実です。最近は軽くてもしっかりしたものが増えているとは言え、自分の機材や撮り方にマッチしていなければブレてしまうかもしれません。

旅先で目をみはる夜景に出会ったときに、「この三脚だとブレちゃいそう?」なんて心配しながら撮るのも落ち着きませんよね。そんな事態を避けるためにも、あらかじめ三脚の実力を把握しておく必要があるのです。

でも、どんなふうにテストすればいいのかわかんないよ!と言う人も多いでしょう。今回は、誰でもできる簡単な三脚の実力チェック方法を紹介します。この方法なら特別な機材は使わず簡単にブレの影響を見ることができますよ。

三脚の揺れをチェックするにはライブビューの拡大表示を使えばいい

晴海埠頭 夜景

キチッとした夜景を撮るなら三脚を使っていてもわずかなブレが気になることも多い

三脚を使い長時間露光で撮るとき、レリーズを使わず2秒タイマーで撮影する人も多いと思います。ここで問題になるのがシャッターボタンを押すなどの操作によって起きる揺れです。

露光中、つまりシャッターが開いているあいだに三脚が揺れればカメラも揺れるので、当然ブレてしまいます。ですから、カメラを操作したときの揺れがなるべく短時間でおさまることが大事です。たとえば、シャッターボタンを全押ししてから揺れがおさまるまでに3秒かかる場合に、2秒セルフタイマーで撮ると、まだ揺れが残っているうちに露光開始=シャッターが開いてしまいます。

これでシャッタースピードが1秒以下だと露光開始から終了までずっと揺れっぱなしになるのですから、これはもう壊滅的にブレますよね。でも、これがたとえば10秒ぐらいの長時間露光になると、揺れているのは1割だけ。残りの9割は揺れていないのでわりとシャープに写ったりします。そうなると、ブレているのに気づかない、なんてことも起きてしまいます。

レリーズやリモコンを使っていてもカメラの操作後すぐにシャッター操作をするとブレる可能性がありますし、ブレやすい状況は風などの影響も受けやすいでしょう。

自分の三脚は何秒で揺れがおさまる?

さて、揺れが3秒つづくのがわかっていれば、3秒待ってから電子レリーズなりリモコンなりでシャッターを切れば大丈夫ですし、50mm(相当)よりも広角レンズなら2秒で揺れがおさまるのであれば、2秒セルフタイマーを使えばブレません。

そういう見きわめがあらかじめできていれば、撮るときになってからあれこれ思い悩まずにすみますよね。

問題は、実際にどれぐらいの揺れが起きるのか?それをどうやってチェックすればいいか?

すでにおわかりの方もおられるでしょうけれど、ライブビューの拡大表示機能を使うのが手っ取り早いです。ライブビュー映像を拡大すれば細かい揺れも拡大されて見やすくなりますから、揺れの度合いや揺れがつづく時間の長さもチェックしやすいです。これなら現場で確認する事もできますね。

実際の揺れ具合を動画でチェックしてみた

試用するのはレオフォトの小型カーボン5段三脚LS-255Cと標準装備の自由雲台LH-30の組み合わせ。

強度や剛性はけして高くありません。荷物を軽くすることを最優先に考えて、速めのシャッタースピードで撮れる条件で比較作例を撮るのに構図を安定させたいとき用に選んだものだからです。

三脚の剛性チェック

今回試用したのはこちらのレオフォトLS-255CとLH-30の組み合わせ。センターポールレス構造でスリム化をはかったレンジャーシリーズの軽快モデルで、わずか1.26kgと軽いのが魅力のカーボン三脚です

載せるのはソニーα7R IIIとシグマ135mm F1.8 DG HSM Artの組み合わせ。重さはLプレート込みで2kgとちょっと。この細さの三脚にはそこそこしんどい荷物のはずです。

三脚の剛性チェック

載せたのはLプレート付きのソニーα7R IIIとシグマ135mm F1.8 DG HSM Art。これを雲台に直接取り付けたり、ロングプレートを介して取り付けたりしてブレをチェックしています

この状態でシャッターボタン半押しから指を離したり、右手側肩の露出補正ダイヤルのあたりを、とんっ、と叩いたりしたときの揺れ具合を12.4倍に拡大した画面でチェックしてみます。

揺れの度合いをお見せするために動画も撮ってみたので、そちらをごらんください。

三脚の剛性チェック

レオフォトのロングプレートNR-140を使ってカメラの位置を雲台の中心から前後左右にずらしてバランスを取るために使います

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5段伸ばしの場合(延長ポールは非使用)

脚は5段すべてを伸ばした状態でカメラ側のLプレートで雲台に固定してチェック。重いレンズが前側に飛び出している分前寄りのバランスになっています

三脚の剛性チェック

脚パイプは全段伸ばした状態で延長ポールは使っていません。雲台込みの高さは147cmあります。

ちょっと触っただけで揺れるのがわかります。上から押したり叩いたりしているのに対して、画面は横方向に揺れています。これは上から見て回転方向=ねじれ方向の剛性が足りないのだと思われます。

揺れている時間も長めなので、2秒セルフタイマーではブレる可能性がかなり高そうです。この組み合わせで夜景を撮るのであれば、拡大表示を使って揺れがおさまるのを確認してから電子レリーズやリモコンを使ってシャッターを切るのが安心そうです。

ただ、レンズの重さによるフレーミングのズレが目立つので、使い勝手としてはあまりよくありません。

5段伸ばし+ロングプレート併用の場合

同じく全段伸ばして、レオフォトのNR-140というロングプレートを使用します。カメラの取り付け位置を雲台の中心軸から後方(カメラの背面側)に7cm、左に0.5cmずらした状態でほぼバランスが取れました。

前後左右のバランスが取れているので、雲台のロックを締めたあとで、レンズの重みで前に傾くことがないため、フレーミングを決めやすくなります。

三脚の剛性チェック

脚を5段すべて伸ばしているのは同じですが、ロングプレートを使ってバランスを取っています。この状態で雲台のロックをゆるめてもカメラはこの状態を維持します

三脚の剛性チェック

雲台の中心から後方に7cm、左方向に0.5cmずらした状態でバランスが取れています

が、動画を見ればおわかりいただけるとおり、ロングプレートを使わないときよりも揺れが気になります

横揺れなのは同じですが、それが大きくて長いです。しかも、ぷるるん、ぷるるん、という感じの脈打つような揺れ方をしています。まるでカメラに触った揺れが三脚で増幅されてもどってきたようにも見えます。

日中の速いシャッターが切れるときなら大丈夫でしょうが、スローシャッターになると問題になりそうです。カメラと雲台のバランスがとれていても三脚全体でのブレが小さくなるとは限らないようです。

4段伸ばしの場合(最下段を縮める)

最下段(5段目パイプ)を縮めたセッティングです。カメラ側のLプレートで雲台に固定しています。いちばん細くて弱い部分(パイプ径13mm)を使わないのでその分強度や剛性は上がるはずです。

高さは119cmと低くなりますが、チルト式やバリアングル式モニターを備えたカメラで遠景を撮るといった用途にならそれほど困らないでしょう。

5段伸ばしの状態と比べると、明らかに揺れは小さくなり、おさまるまでの時間も短くなっています。これぐらいの揺れであれば2秒セルフタイマーや電子レリーズ、リモコンを使っての夜景撮影もそこそこいけそうな感じがします。

○4段伸ばし+ロングプレート併用の場合(7cmずらし)

同じく最下段を縮めたセッティングで、ロングプレートを使ってバランスを取っています。雲台のロックを締めたときに前が下がらないのでフレーミングを決めやすくなります。

やはり5段伸ばしに比べると揺れは格段に小さくなります。また、脈打つような揺れ方はしなくなりました。

揺れ具合としてはロングプレートを使わないときよりもやや大きくて長いようにも思えますが、その差は大きくはありませんので、実用上は問題なさそうに思います。

○4段伸ばし+ロングプレート併用の場合(4.5cmずらし)

こちらも最下段を縮めてロングプレートを併用していますが、ずらす量を7cmから4.5cmに減らしています。

バランスの取れた、つまり3本の脚に均等に負荷がかかった状態のほうが揺れやすいように思えるので、あえてバランスを崩してみたわけです。

三脚の剛性チェック

バランスが取れているほうが揺れが大きくなるのだから、逆にバランスを崩せば揺れにくいのでは?と考えて前後に移動させながらチェックしたところ、前方に少しもどした位置で揺れが少なくなるのがわかりました

三脚の剛性チェック

だいたいの感覚だと揺れが少なくなるのは4〜5cmぐらいの状態。あいだを取って4.5cmの位置にしています

これも動画を見ればわかるとおり、このセッティングがもっとも揺れが少ない結果になりました。半押しから指を離したときの揺れも、軽く叩いたときの揺れも小さくて、しかも短時間でおさまっています。

これならブレの心配は格段に抑えられますし、ロックを締めたときのフレーミングのズレ量も小さくてすみます。

試用した三脚と機材の組み合わせで夜景を撮るのであれば、このセッティングがよさそうです。これぐらいの揺れですむなら風の弱い条件なら夜景も安心して撮れそうです。

まとめ

今回試してみてわかったことは、

  • 揺れがおさまるのを待って撮ればブレない
  • 最下段を縮めると揺れは減らせる
  • 重量バランスによって揺れ具合が変わる

ということ。

ブレを抑えるには待って撮るのがいちばんで、10秒セルフタイマーでも平気な人なら細めの軽量三脚でも実用的と言えます。逆に言えば、気の短い人ほど太くて頑丈な三脚が必要となります。

ただ注意してほしいのは、今回のテスト結果はあくまでα7R IIIと135mm F1.8 DG HSM Art、LS-255C+LH-30の組み合わせでのものであって、カメラやレンズ、三脚、雲台が別のものであれば、また違った結果が出る可能性が高いです。

したがって、お使いの三脚の実力を把握したいのであれば、ご自身の常用機材での揺れ具合をチェックする必要があります。

また、屋外では風の影響を受けますし、付近を通行する車両などからの振動もありますから、条件としてはもっときびしくなることを覚えておいてください。室内でのテストで大丈夫だったからと言って安心はできませんからね。

なお、カメラ店などに展示されている三脚で試してみたいときは、店員さんにひと言断わってから、ほかのお客さんの邪魔にならないように配慮してください。

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山岸伸さんがプロデュース、写真家の作品をラベルにしたお酒で秋の夜長に一杯

写真家の山岸伸さんプロデュースによる、写真家の作品をラベルにあしらったお酒 (ウイスキー、焼酎、ワイン) が、コロナ禍のなか大人気になっている。秋の夜長に写真家の作品ラベルを眺めつつ、グラスを傾けて写真談議などいかがだろうか?

薩摩恵比寿堂 山岸伸プロデュースシリーズ

■プロデュースのきっかけは?

山岸さんが、新型コロナウイルスの影響により空いた時間に何かできることをやろうと考えて、思い出したのが、少し前に「ばんえい競馬をラベルにしてお酒を売り出してみませんか」と誘いを受けていたこと。とりあえず試しに5本売り出してみると意外と反応が良い。そこで自分でプロデュースすることにして、本格的にほかの写真家に声を掛けることとなった。

まずは、ばんえい競馬の帯広つながりでジュエリーアイスの名付け親の浦島久さん。次にヒコーキで人気のルーク・オザワさんにお願いして販売すると、これも好評で、あとはどんどん広がっていくことになった。

■ボトルに合わせて作品をセレクト

基本は1人8本なので、写真をまず本人に選んでもらい、そこから山岸さんがラベルにマッチしそうな作品をセレクトしている。「ラベルは酒により異なり、ワインは縦長、ウイスキーは正方形に近いのでそれに合わせたり、場合によってはトリミングなども考慮する。最近、丸く弧を描くボトルに収まったときの見栄えにセンスが重要なことがわかってきた」と山岸さん。

また、著作権や肖像権がクリアにできないと出せないため、許可取りが毎回大変。タレントや鉄道などはハードルが高く次の課題とのこと。「長く続けるために、各々の写真家の作品が似すぎてしまわないようにバランスをコントロールすることにも注意している。そうして出来上がったものを見ると、写真家の生き方が出てきて面白い。みんなが力を合わせてうまい方向に行くのが理想的。今後さらにラインナップを広げていきたい」と考えているそうだ。

 

薩摩恵比寿堂 山岸伸プロデュースシリーズ
▲山岸伸さんの作品がラベルになった「輓馬 -BANEI KEIBA-」

■山岸伸さんからのコメント

コロナ禍により、写真家にとっては厳しい時代になってしまった。写真集を含めて、カメラマンも写真を売るということを強く考えていかないといけない時代になったようだ。売れただけ印税が入るこのラベルはそうした取り組みの参考となるはず。まだまだ拡大するので、写真家の皆さんは、ボクが声を掛けたら、ぜひ自分のベストな写真で参加してほしい。

ところでルークさんが「僕はお酒を飲まないんで、飾るからラベル送って。やっぱり自分のはコンプリートしたいよね」と興味深いことを言ってくれた。僕もみんなのラベルを並べると楽しい。そこでもうひとつの目標が最近できた。20人集まったらラベルを集めて写真展を開催したい。各々の写真を小さく額装して、試飲会を兼ねて見ていただきながら酒を買ってもらえると楽しい催しになりそうだと、今考えているんです。

また「値段の割に美味い」と有名ソムリエも語ってくれたので味もオススメできます。気に入った写真家のお酒を集め、気軽にグラスを傾けて、楽しい時間を過ごしてもらいたいですね。

ラインナップ

写真家によりお酒のラインナップは多少異なる。ワインは赤がカベルネ・ソーヴィニヨン、白はシャルドネ。スパークリングもある。焼酎は芋と麦。ウイスキーはブレンデッドタイプ。価格は2,200円~3,190円 (税込) となっている。

2020年9月15日現在、参加している写真家は14名。ラインナップは今後も増えていく予定だ。

  • 山岸伸さんによるばんえい競馬「輓馬 -BANEI KEIBA-」
  • 浦島久さんによる北海道大津海岸のジュエリーアイス「Jewelry Ice」
  • ルーク・オザワさんによるヒコーキ「JETLINER」
  • 中西敏貴さんによる北海道美瑛町の風景「NORTHERN」
  • HASEOさんによる幻想的なポートレート「HASEO」
  • 川合麻紀さんの作品をモチーフにした「Afterglow」
  • 佐藤倫子さんの作品をモチーフにした「rinco」
  • 金城武さんによる花火「華火 HANABI」
  • HARUKIさんの作品をモチーフにした「Memories」
  • 岡嶋和幸さんの作品をモチーフにした「Colorido」
  • 湊 和雄さんの沖縄の生態「亜熱帯沖縄」
  • 鈴木あやのさんのイルカ「Dolphin」
  • 伊賀 孝さんの富士山「不二之山」
  • 前田和彦さんの魚「cute fish」

販売は鹿児島県にある株式会社薩摩恵比寿堂が行なっている。購入は薩摩恵比寿堂のオンラインストアから。
https://www.ebisu-do.jp/shin-yamagishi/

 

薩摩恵比寿堂 山岸伸プロデュースシリーズ 薩摩恵比寿堂 山岸伸プロデュースシリーズ 薩摩恵比寿堂 山岸伸プロデュースシリーズ 薩摩恵比寿堂 山岸伸プロデュースシリーズ 薩摩恵比寿堂 山岸伸プロデュースシリーズ 薩摩恵比寿堂 山岸伸プロデュースシリーズ 薩摩恵比寿堂 山岸伸プロデュースシリーズ 薩摩恵比寿堂 山岸伸プロデュースシリーズ

 

〈文〉稲葉利二

 

ポートレート撮影の裏側を無料で見よう! ニコンのライブ配信「NICO STOP LIVE」開催

ニコンイメージングジャパンが運営するWEBマガジン「NICO STOP (ニコストップ)」によりライブ配信イベント「NICO STOP LIVE – ポートレート撮影の裏側 -」が2020年9月26日 (土) に開催される。参加費は無料。

NICO STOP LIVE

 

「NICO STOP」は、“写真がもたらす豊かさ”をコンセプトに、写真やカメラの楽しさを発信していくフォトライフスタイルWEBマガジン。新型コロナウイルス感染防止対策のためイベントの開催が難しい中、なんとか参加者とコミュニケーションがとれるイベントを、との思いで今回のライブ配信が決定したという。

 

当日は、フォトグラファーの酒井貴弘さんによるポートレート撮影の様子を生配信。プロが構図決めやモデルとのコミュニケーションをどう行っているかなど、撮影現場のリアルを見ることができる。また、コメント機能もオープンにして、視聴者からの質問にも答えていく。これからポートレート撮影を始めたいと思っている人や、もっと上手に人物を撮れるようになりたい人に、絶好のヒントとなるだろう。

 

参加の申し込みはLINEから。「NICO STOP」のLINE公式アカウントを友だち登録すると、イベント当日に視聴URLが送られてくる。パソコンでの視聴も可能だ。

 

NICO STOP LIVE
酒井貴弘さんは、ポートレートを中心に広告やWEBメディア、写真教室などで幅広く活躍中。SNSの総フォロワー数は10万人を超える。「NICO STOP」にもポートレート撮影テクニックの記事を多く掲載しており、このイベントで撮影した写真も2020年10月公開の記事に掲載される予定だ。

 

NICO STOP LIVE -ポートレート撮影の裏側- 概要

日時 2020年9月26日 (土) 11:00~12:00
出演 酒井貴弘 (フォトグラファー)
モデル 未定
NICO STOP LINE公式アカウント  https://lin.ee/2dyji7woG

 

 

〈文〉佐藤陽子

 

ファスナーで容量を拡張できるスリングバッグ「GW-PRO RED スリングショルダーバッグ 02」

ハクバ写真産業は、容量拡張機能を備えたスリングタイプのカメラバッグ「GW-PRO RED スリングショルダーバッグ 02」を2020年09月11日に発売した。希望小売価格は10,400円 (税別)。

GW-PRO RED スリングショルダーバッグ 02

■ファスナーを開いて容量を拡張

「GW-PRO RED スリングショルダーバッグ 02」は、ハイエンドカメラバッグ「GW-PRO RED」シリーズのスリングバッグタイプのカメラバッグ。カメラやレンズの形状に合わせて変形するインナーケースを内蔵し、サイドのファスナーを開くと容量が拡張。機材以外のものをより多く収納できるようになっている。

GW-PRO RED スリングショルダーバッグ 02

 

また、歩行時の安定性に優れるU字フォルムの採用により、身体にフィット。取り回しの良いデザインとなっている。ショルダーパッドは、着脱が可能だ。

GW-PRO RED スリングショルダーバッグ 02

■機材に合わせてインナーケースが変形

機材を収納するインナーケースには、標準レンズを装着したフルサイズ一眼レフカメラと交換レンズ1本の収納が可能。一眼レフカメラと一緒に小型ドローンの収納も可能なサイズとなっている。

GW-PRO RED スリングショルダーバッグ 02

 

インナーケースは取り外しが可能で、収納物の形状に合わせてフレキシブルに変形し、効率よく収納することができる。

GW-PRO RED スリングショルダーバッグ 02
インナーケースを取り外せば普段使いのバッグとして活用できる。

■多彩な収納ポケット

小物を整理して収納できるフロントポケット、すぐ取り出したい小物の収納に便利な背面オープンポケット、ペットボトルなど厚みのある小物も入れられる伸縮サイドポケットを装備する。さらにバッグ内部には、11インチ程度のタブレットPCを収納できるクッション入りスリーブ、小物を整理して入れられるポケットを装備している。

GW-PRO RED スリングショルダーバッグ 02

■底面は汚れにくい防水素材

底面には、防汚性と防水性に優れたターポリン素材を採用しており、フットスタンドを装備する。また開口部には、通常のコイルファスナーよりも耐摩耗性に優れ壊れにくいYKKの織り込みファスナーを採用。専用設計の引手、バックルなどのプラスチックパーツは、操作性と耐久性の高いDURAFLEX製を使用する。

GW-PRO RED スリングショルダーバッグ 02

 

GW-PRO RED スリングショルダーバッグ 02 主な仕様

外寸 約W480×H310×D160mm
内寸 約W310×H220×D140mm
インナーケース内寸 約W220×H180×D115mm
PC収納部参考収容寸法 約W255×H180×D10mm
重量 約650g
材質 ポリエステル、PVC

 

 

〈文〉柴田 誠

 

クリップではさむだけ、スマホやWEBカメラでふんわり写せる「”bi”レンズ ふんわりキレイ KKL-SOFT」

ケンコー・トキナーは、クリップレンズ「"bi"レンズ ふんわりキレイ KKL-SOFT」を2020年9月11日に発売した。希望小売価格は3,000円 (税別)。

"b"レンズ ふんわりキレイ KKL-SOFT

「"bi"レンズ ふんわりキレイ KKL-SOFT」は、パソコンのWEBカメラやスマートフォンレンズにクリップするだけで、ふんわりキレイなソフト効果をかけることができるクリップレンズ。Cokin社製のフィルターが使用されており、光をにじませてピントを残しながらソフトな写真に仕上げてくれる。

"b"レンズ ふんわりキレイ KKL-SOFT
▲左がクリップあり、右がクリップなし。

 

装着方法はクリップでレンズを挟むだけ。装着部分が厚さ14mm以下、機器の端からカメラレンズの中心までが27mm以下であれば、パソコン、タブレット、スマホなど、どんなデバイスにも使用可能だ。また、イルミネーションや花の撮影など、ソフトな描写にしたい屋外の風景撮影でも効果を発揮。幻想的なふんわり写真を撮影することができる。

"b"レンズ ふんわりキレイ KKL-SOFT

 

"b"レンズ ふんわりキレイ KKL-SOFT

 

Kenko "bi"レンズ ふんわりキレイ KKL-SOFT 主な仕様

使用フィルター Cokin社製ソフトフィルター
素材 クリップ:プラスチック
フレーム アルミ
フィルター 樹脂
生産国 日本

 

 

〈文〉柴田 誠

 

ストラップとカラビナ付き、3通りの方法で持ち運べるフィルターポーチ「マルミ キャリングポーチ for M100」

マルミ光機は、角型フィルター用のポーチ「CARRYING POUCH for M100」を2020年9月18日に発売した。価格はオープンで、参考価格は7,950円 (税込)。肩掛けストラップが付属する。

CARRYING POUCH for M100

 

「CARRYING POUCH for M100 (キャリングポーチ for M100)」は、100×100のNDや100×150のGNDなど、6枚の角型フィルターを「マグネットホルダー M100」やホルダーリングとともに収納することができる。開口部が大きく開き、フィルターを取り出しやすい設計になっており、各ポケットに取り付けられている取り出しストラップを引き出せぱ、フィルター面に触れることなくフィルターを取り出すことができる。フィルターポケットには、フィルター面が傷つきにくいソフト加工が施されている。

CARRYING POUCH for M100

 

フィルターポケットのほかに、小物の収納に便利なポケットが内側に2つ、正面に1つ設けられている。また背面には、ベルトに装着するための面ファスナーが装備されている。付属の肩掛けストラップを使ってショルダーポーチにしたり、カラビナを使ってリュックに取り付けるなど、撮影スタイルに合わせて装着方法を変えることができる。

CARRYING POUCH for M100

 

CARRYING POUCH for M100 CARRYING POUCH for M100

 

MARUMI CARRYING POUCH for M100 主な仕様

カラー ブラック
サイズ 約W170H195×D85mm
重量 約515g (肩掛けストラップを除く)
主素材 ポリエステル
付属品 肩掛けストラップ

 

 

〈文〉柴田 誠

 

ニコンZマウントの標準単焦点レンズに卓越した描写力の大口径F1.2が登場「NIKKOR Z 50mm f/1.2 S」

ニコンイメージングジャパンは、ニコンZマウントを採用した大口径標準レンズ「NIKKOR Z 50mm f/1.2 S」を2020年12月に発売する。希望小売価格は281,200円 (税別) で、ケースとレンズフードが付属する。

NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

「NIKKOR Z 50mm f/1.2 S」は。「NIKKOR Z 50mm f/1.8 S」(2018年12月7日発売) に続く2本目のZマウント50mm単焦点レンズ。NIKKOR Zレンズの中でもハイレベルな光学性能を発揮する「S-Line」に属する。開放F値1.2により、美しく滑らかなボケを実現。ピント面の解像感と奥行きを感じさせる滑らかなボケのグラデーションにより、立体感のある表現が楽しめる。

■光学性能

3枚の非球面レンズと2枚のEDレンズを効果的に配置した光学系により、各種収差を効果的に補正して、像の歪みが極めて少ない解像感の高い画像を得ることができる。レンズ構成は15群17枚の対称型を突き詰めた構成となっており、光を無理に屈折させずにイメージセンサー (撮像素子) へと届けることで、収差を極めて少なく抑えている。これにより、画像の中心部から周辺部まで、均一性の高い画質を実現した。

コーティングは、反射率を低く抑え、より広い波長域と角度範囲での反射防止を可能にした「ナノクリスタルコート」に加えて、レンズ面に対して垂直に入射する光に対して高い効果を発揮する「アルネオコート」を採用。可視光全域で安定した超低反射率を実現する。

■AF性能

AF駆動系にSTM (ステッピングモーター) を採用したマルチフォーカス方式より、高速・高精度なピント合わせを実現。開放F値1.2の浅い被写界深度でも、鮮明な画像を得ることができ、至近距離の被写体に対しても収差の少ない優れた解像力を発揮する。なお、開放F値1.2のフルサイズデジタルカメラ用交換レンズでのSTM搭載は初となっている。

■操作性

AF駆動にSTMを採用したことで、さらなる静音化を実現しており、レンズ駆動音を気にせず動画を撮影することができる。絞り値・露出補正・ISO感度を割り当てられるコントロールリングもクリックレスとなっている。

NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

また、フォーカシング時にピント位置の移動に伴って画角が変化するフォーカスブリージングの抑制にも対応した。鏡筒には絞り値、撮影距離と被写界深度などの情報を確認できる「レンズ情報パネル」、好みの操作を割り当てられる「L-Fnボタン」を搭載する。

NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

■防塵・防滴性能

シーリングをレンズ鏡筒の可動部分などに施し、レンズマウントにはゴムリングを採用して埃や水滴の侵入を防ぎ、高い防塵・防滴性能を実現する。また、駆動機構付き絞り羽根ユニットをレンズ本体に搭載した電磁絞り機構の採用により、連続撮影時も含めて常に安定した露出制御 (AE) が可能となっている。

 

NIKKOR Z 50mm f/1.2 S NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

 

NIKKOR Z 50mm f/1.2 S 主な仕様

マウント ニコンZマウント
焦点距離 50mm
開放絞り F1.2
最小絞り F16
レンズ構成 15群17枚 (EDレンズ2枚、非球面レンズ3枚)
画角 47° (撮像範囲FX)、31°30′ (撮像範囲DX)
絞り羽根枚数 9枚 (円形絞り)
最短撮影距離 撮像面から0.45m
最大撮影倍率 0.15倍
フィルターサイズ φ82mm
サイズ (最大径×長さ) 約φ89.5×150mm
質量 約1090g
付属品 レンズキャップ82mm LC-82B (スプリング式)、裏ぶた LF-N1、バヨネットフード HB-94、レンズケース CL-C2

 

 

〈文〉柴田 誠

 

オリンパスOM-1が未来技術遺産に。ミノルタα-7000、トプコンREスーパーも登録

オリンパスのフィルム一眼レフカメラ「OM-1」が、国立科学博物館による未来に引き継ぐべき「重要科学技術史資料 (愛称 : 未来技術遺産)」に登録された。

OLYMPUS OM-1

OLYMPUS OM-1

「OLYMPUS OM-1」 (発売時の名称は「M-1」) は、小型軽量化による機動性を実現したフィルムカメラ“OM”の初代モデル。選定理由は、

ボディー単体で1972年当時の平均的な一眼レフカメラの2/3 (体積比) という小型化を実現した一眼レフカメラ。小型軽量化による機動性を実現するために、大胆にパーツレイアウトを変更し、フィルム感度切替ダイアルを従来のシャッターダイアルの位置に移し、比較的大型な測光用メーターをその下に備え、シャッター機構をミラーボックス底部に移すなど小型化を図った。また、ピントグラスの上に必須とされていたコンデンサーレンズをペンタプリズムと一体化し、ビス材質を真鍮から鉄に変更するなど軽量化も進めた。一眼レフの欠点の一つであったミラー駆動時のショックを軽減するダンパーの装備なども含め、その後の一眼レフカメラの流れに大きな影響を与えた機種として重要である。

となっており、小型化を実現したさまざまな技術によって登録となった。

重要科学技術史資料 (未来技術遺産) とは?

独立行政法人国立科学博物館が、「科学技術の発達史上重要な成果を示し、次世代に継承していく上で重要な意義を持つ科学技術史資料」および「国民生活、経済、社会、文化の在り方に顕著な影響を与えた科学技術史資料」の保存と活用を図るために、2008年度から実施している登録制度。2020年度には16件が新たに選定され、現在までに計301件が登録されている。

「ミノルタ α-7000」「トプコン RE スーパー」も登録

ちなみに2020年度登録の未来技術遺産には、「トプコン RE スーパー」がTTL開放測光露出計を初めて内蔵した一眼レフとして、「ミノルタ α-7000」が本格的オートフォーカス一眼レフの先駆者として、新たに登録された。

 

2020年9月27日 (日) まで、国立科学博物館にて「未来技術遺産 登録パネル展」も開催中。また、「OM-1」はオリンパスミュージアムに常設展示されている。いずれも入館は事前予約制。

 

令和2年度 (2020年度) 第13回 ~技術の歴史を未来に生かす~ 未来技術遺産 登録パネル展

会期 2020年9月15日 (火) ~27日 (日)
会場 国立科学博物館 上野本館 日本館1階中央ホール
住所 東京都台東区上野公園7-20
時間 9:00~17:00 (入館は閉館30分前まで)
会期中の休館日 9月23日 (水)
入館料 一般・大学生620円 高校生以下無料
入館予約 WEBサイトより
https://www.kahaku.go.jp

 

 

 

〈文〉柴田 誠

 

小型軽量と描写力を両立、F2.8通しの大口径超広角ズームレンズ「NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S」

ニコンイメージングジャパンは、ニコンZマウントを採用した大口径超広角ズームレンズ「NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S」を2020年10月に発売する。希望小売価格は320,000円 (税別) で、ケースと2種類のレンズフードが付属する。

NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

■小型・軽量化と高画質を両立

「NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S」は、NIKKOR Zレンズの中でもハイレベルな光学性能を発揮する「S-Line」に属する。大口径の両面非球面レンズを前玉に採用した新光学設計により、世界最短・最軽量の約650gを実現。開放F値2.8の高い描写力を両立した。大きく前へ張り出す形状のレンズを廃止し、大口径の両面非球面レンズを採用することで、Fマウントの「AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED」を超える描写力となっている。また、最後面の非球面レンズをイメージセンサー近くに配置することで、大幅な小型・軽量化とクラス最高レベルの光学性能を達成した。

※2020年9月16日時点で発表済みの焦点距離14mm以下から始まる開放F値2.8一定のレンズ交換式フルサイズデジタルカメラ対応交換ズームレンズにおいて。ニコン調べ。

■描写力

11群16枚構成の新光学系には、EDレンズ4枚と前玉の両面非球面レンズを含む非球面レンズ3枚4面を採用し、ズーム全域で開放F値2.8固定を実現した。大きなボケと色付きを抑えた自然なボケ味を生かして、高解像で捉えた主要被写体を印象的に際立たせることができる。

非球面レンズの採用により、絞り開放でもサジタルコマフレアを効果的に抑制し、色にじみが極めて少ない美しい点像を得ることができる。夜景撮影などで優れた点像再現性をズーム全域で発揮するレンズとなっている。

コーティングには、ナノクリスタルコートに加えて、直入射光に高い効果を発揮するアルネオコートを併用することで、可視光全域で安定した超低反射率を実現。入射光に起因するゴースト、フレアを効果的に低減している。

■操作性

「AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED」と同じ位置にズームリングやフォーカスリングを配しており、従来機種ユーザーも使い慣れた感覚で操作することができる。また、ズームリングとフォーカスリングの回転角も同様の操作性となるよう最適化されている。フォーカスリングは操作に対する反応がさらに強化され、よりスムーズで的確なピント合わせを実現している。

NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

■動画対応

STM (ステッピングモーター) を採用したAF機構と絞り機構で各駆動音を静音化を実現。また、コントロールリングをクリックレスとして、動画撮影時の操作音にも配慮している。鏡筒には、撮影情報を確認できる「レンズ情報パネル」、好みの操作を割り当てられる「L-Fnボタン」が配されている。

NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

■防塵・防滴性能

埃や水滴の侵入を防ぐシーリングをレンズ鏡筒の可動部分などに施し、レンズマウントゴムリングを採用して、高い防塵・防滴性能を実現している。レンズの最前面には、優れた防汚性能を持つフッ素コートを採用する。カメラ側から高精度な絞り制御ができ、連続撮影時も含めて常に安定した露出制御 (AE) が可能な電磁絞り機構も搭載されている。

■ネジ込み式フィルターを装着可能

超広角ズームレンズながら、付属の「バヨネットフード HB-97」を介してレンズ先端部にニコン純正の112mmネジ込み式フィルターを装着することができる。また、レンズのマウント側には、市販のシートタイプのフィルターが簡単に装着できるフィルター枠を搭載する。

レンズフードは「バヨネットフード HB-97」と、よりコンパクトに持ち歩ける「バヨネットフード HB-96」の2種類が付属。フィルターを装着したまま持ち運べるかぶせ式「レンズキャップ LC-K104」も付属している。

NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S
▲付属の「バヨネットフード HB-97」「レンズキャップ LC-K104」装着例

 

NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

 

NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S 主な仕様

マウント ニコンZマウント
焦点距離 14〜24mm
開放絞り F2.8
最小絞り F22
レンズ構成 11群16枚 (EDレンズ4枚、非球面レンズ3枚)
画角 114°〜84° (撮像範囲FX)、90°〜61° (撮像範囲DX)
絞り羽根枚数 9枚 (円形絞り)
最短撮影距離 撮像面から0.28m (ズーム全域)
最大撮影倍率 0.13倍 (焦点距離24mm)
フィルターサイズ φ112mm (バヨネットフードHB-97使用時のみ装着可能)
サイズ (最大径×長さ) 約φ88.5×124.5mm
質量 約650g
付属品 レンズキャップ LC-Z1424 (スプリング式)、かぶせ式レンズキャップ LC-K104、裏ぶた LF-N1、バヨネットフード HB-96、バヨネットフード HB-97、レンズケース CL-C2

 

 

〈文〉柴田 誠

 

ポケットに入る大光量、α7Cの顔検出と連動する小型軽量ストロボ「HVL-F28RM」

ソニーは、 安定した通信が可能な電波式ワイヤレス通信に対応したストロボ「HVL-F28RM」を2020年12月11日に発売する。希望小売価格は27,170円 (税別)。

HVL-F28RM

 

「HVL-F28RM」は、大光量と堅牢性を実現した小型・軽量のクリップオンストロボ。発光部や内部構成を見直すことで、従来機種「HVL-F32M」から高さ約30%減、体積約12%減、質量約7%減を実現。幅65.1×高さ83.5×奥行91.4mm、重さ約219gと、ポケットにも収まる持ち運びやすい小型・軽量となっている。

HVL-F28RM
▲「α7C」への装着例

 

α7C」の顔検出と連動し、光量やホワイトバランスをカメラ側で調整する新機能に対応する。照射角50mm時には、上位機種「HVL-F45RM」にほぼ匹敵するガイドナンバー28 (ISO100・m) の光量を得ることができる。さらにカメラ本体との緻密な連携により、光量のばらつきが抑えられ、安定した発光が可能だ。発光アルゴリズムの最適化によるオーバーヒート耐性も備えており、長時間の連続撮影時も常に安定した発光が可能となっている。

 

また、新開発の「サイドフレーム補強構造金属シュー」の搭載により、電気端子部を含む全方向の衝撃に強く、高い堅牢性も実現する。防塵・防滴に配慮した設計となっているほか、ロックレバーに連動して昇降するカバーにより、対応するカメラボディでは接続部への水滴やほこりなどの侵入をより強く防ぐことができる仕様となっている。「α7S III」「α9 II」「α7R IV」への装着時には、接続部をより広く覆って、特に高い保護性能を実現する。また、対応カメラの「外部フラッシュ設定」から調光補正、光量比設定などの詳細な操作が可能で、カメラのカスタムキーに設定しておけば、ファインダーをのぞいた状態で設定画面を呼び出すことができる。

※2020年9月15日時点の対応機種は「α7C」「α7S III」「α7R IV」「α7R III」「α7 III」。

 

0 / 20 / 40 / 60 / 80 / 120°でクリックによる角度設定をすることができるほか、0°の位置にロックを追加。撮影現場で不意に角度が切り替わることを防止する。ワイヤレス多灯撮影時には、レシーバーだけでなくコマンダーとしても使用可能。最大5グループに分けて、最大15台までの対応ストロボやレシーバーと接続することができ、最大約35mの通信距離でのワイヤレス撮影を可能にする。

 

先行展示

ソニーショールーム/ソニーストア銀座、ソニーストア札幌、ソニーストア名古屋、ソニーストア大阪、ソニーストア福岡天神にて2020年9月18日から先行展示を行う。

 

SONY HVL-F28RM 主な仕様

最大ガイドナンバー 28 (照射角50mm、ISO100・m)
照射角 50mm固定 (ワイドパネル装着時 24mmレンズの画角をカバー)
バウンス 上 120°
色温度 5500K
電源 単3形乾電池2本 (アルカリ、ニッケル水素)
サイズ W65.1×H83.5×D91.4mm
質量 219g (本体のみ)
付属品 端子保護キャップ、ミニスタンド、ポーチ、防塵・防滴カバー

 

 

〈文〉柴田 誠

 

RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio Pro10」富士フイルムとパナソニック専用版が期間限定3,980円

市川ソフトラボラトリーは、富士フイルムとパナソニックのデジタルカメラのみに対応するWindows版RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio Pro10 for FUJIFILM」と「SILKYPIX Developer Studio Pro10 for Panasonic」を期間限定で販売する。販売期間は2020年9月10日~11月15日で、価格はいずれも3,980円 (税込)。直販サイト・ISLオンラインショップ限定のダウンロード版となっており、全ての機能を制限なく30日間使用できる無料体験版も用意されている。

SILKYPIX Developer Studio Pro10 for FUJIFILM
▲「SILKYPIX Developer Studio Pro10 for FUJIFILM」の画面。

 

SILKYPIX Developer Studio Pro10」(2020年2月発売) は、RAWデータをJPEGやTIFFに変換するための汎用RAW現像ソフト。2020年9月10日現在で、デジタルカメラ770機種以上のRAW現像処理に対応している。また、富士フイルムとパナソニックのデジタルカメラには、バンドル版SILKYPIXとして富士フイルム専用RAW現像ソフト「RAW FILE CONVERTER EX powered by SILKYPIX」と、パナソニック専用RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio SE」がそれぞれ無償提供されている。

 

今回発売される富士フイルムとパナソニックの専用版「SILKYPIX Developer Studio Pro10」は、「SILKYPIX Developer Studio Pro」シリーズに搭載されている合成機能や部分補正、かすみ除去などの機能を使用したいというユーザーの声に応えて企画、開発されたもの。期間限定での販売で、対応カメラも限定した特別価格となっている。

SILKYPIX Developer Studio Pro10 for Panasonic
▲「SILKYPIX Developer Studio Pro10 for Panasonic」の画面。バンドル製品から「SILKYPIX Developer Studio Pro10」へのアップグレード価格は通常17,600円 (税込) なので、富士フイルムとパナソニックの対応カメラユーザーなら、かなりお買い得だ。

 

なお、対応機種以外で撮影されたRAWデータ、適切な情報を持たないJPEG/TIFFファイルは使用できないものとなっている。また、対応カメラの追加/プログラムの更新は予定されていない。

 

 

〈文〉柴田 誠

 

圧倒的に小型・軽量のフルサイズミラーレス用標準ズームレンズ「FE 28-60mm F4-5.6」

ソニーは、Eマウント用の標準ズームレンズ「FE 28-60mm F4-5.6 (SEL2860)」をフルサイズミラーレスカメラ「α7C」とともに2020年9月15日に発表した。「α7C」のキットレンズとして2020年10月23日発売の「α7C レンズキット」に同梱されるが、単体での発売は2021年春が予定されている。希望小売価格は60,000円 (税別)。

FE 28-60mm F4-5.6

 

「FE 28-60mm F4-5.6」は、フルサイズならではの高画質を楽しめる世界最小・最軽量のズームレンズ。最新のメカニカル設計と光学設計により、最大径66.6mm×長さ45mm、重さ約167gと、日常的に持ち運べる小型・軽量を実現する。

※35mmフルサイズセンサー搭載デジタルカメラ用の交換式ズームレンズとして、2020年9月15日時点。ソニー調べ。

α7C
▲α7C (ブラック) 装着例

 

非球面レンズ3枚を最適に配置することで諸収差を抑えた7群8枚のレンズ構成で、最短撮影距離は広角端で0.3m、望遠端で0.45m。カメラ本体のスピード性能を最大限に引き出すリニアモーターを採用することで、高速・高精度・高追随なAFを実現。さらに、静粛なAF駆動を実現しており、αシリーズの高画質を引き出しながら、静止画・動画を問わず日常のさまざまなシチュエーションで撮影を楽しめるレンズとなっている。

FE 28-60mm F4-5.6
▲α7C (シルバー) 装着例

 

「FE 28-60mm F4-5.6」は、屋外での過酷な撮影環境での使用にも十分耐えられる防塵・防滴に配慮した設計が施されている。フィルター径は40.5mmで、CPLフィルターやNDフィルターなどの装着が可能となっている。

α7C FE 28-60mm F4-5.6 α7C

 

先行展示

ソニーショールーム/ソニーストア銀座、ソニーストア札幌、ソニーストア名古屋、ソニーストア大阪、ソニーストア福岡天神にて2020年9月18日から先行展示を行う。

 

SONY FE 28-60mm F4-5.6 主な仕様

マウント ソニーEマウント
焦点距離 28〜60mm (APS-Cカメラ装着時の35mm判換算 28〜60mm相当)
開放絞り F4〜5.6
最小絞り F22〜32
レンズ構成 7群8枚
画角 75°〜40°(35mm判) / 54°〜27°(APS-C)
絞り羽根枚数 7枚 (円形絞り)
最短撮影距離 0.3m (W) / 0.45m (T)
最大撮影倍率 0.16倍
フィルター径 φ40.5mm
サイズ (最大径×長さ) φ66.6×45mm
質量 約167g
付属品 レンズフロントキャップ ALC-F405S、レンズリヤキャップ ALC-R1EM

 

 

〈文〉柴田 誠 〈撮影〉我妻慶一

 

新フルサイズミラーレス「α7C」の見たい・聞きたいを実機で解説! YouTubeでライブ配信

ソニーが、新型フルサイズミラーレスカメラ「α7C」について解説するYouTubeライブ配信を、2020年9月18日 (金) 19時より実施する。

YouTube「α7C」ライブ配信

 

当日はソニーストア銀座から、ソニーのマーケティング担当者とαアカデミー講師が「α7C」の実機を使って解説する。また、事前に一般募集した「α7C」についての質問・要望から、リクエストが多かったものについても回答する。

質問・要望の受付期間は、2020年9月17日 (木) 15時まで。「α7C」について知りたいことや、ライブ配信中に実機を使ってやってほしいことをWEBサイトにて募集中だ。

 

質問・要望はこちらから。
https://www.sony.jp/ichigan/store/special/ichigan202009/

 

これがソニーの新コンセプト! 大幅に小型化したフルサイズミラーレス「α7C」

ソニーは、フルサイズミラーレスカメラ「α7C」を2020年10月23日に発売する。カラーはシルバーとブラックの2色。同時発表の標準ズームレンズ「FE 28-60mm F4-5.6」を同梱したレンズキットも発売される。いずれも価格はオープンで、市場想定価格はボディが210,000円前後、レンズキットが240,000円前後 (いずれも税別)。

α7C

■APS-C機とほぼ同じ大きさの小型軽量ボディ

「α7C」は、幅約124.0×高さ約71.1×奥行約59.7mm、重さ約509g (バッテリーとメモリーカードを含む) とコンパクトなボディを実現。APS-Cセンサー搭載の「α6600」とほぼ同等サイズのボディに、フルサイズならではの高画質撮影性能を搭載する。

α7C
▲α6600 (左) との大きさ比較
 
α7C
α7 III (左・FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS 装着時) との大きさ比較

 

新開発の光学式5軸ボディ内手ブレ補正機構やシャッターユニットを搭載し、トップカバーやフロントカバー、リアカバーにマグネシウム合金を使うことで耐久性を確保した。カメラの外板で全体を支えるモノコック構造が採用されており、内部レイアウトの見直しも図られている。

■描写性能

有効約2420万画素の35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサー Exmor Rと、高速処理能力を備えた画像処理エンジン BIONZ Xを搭載。ISO 100~51200 (拡張ISO 50〜204800) の広い感度域をカバーし、暗所でもノイズの少ない高感度撮影が可能となっている。

低感度時には、約15ストップの広ダイナミックレンジを実現しており、ハイライト部からシャドウ部まで、よりなめらかな階調で再現することができる。16ビット画像処理に加えて、サイレント撮影時や連続撮影時の14ビットRAW出力にも対応する。

■手ブレ補正

高精度な手ブレ補正ユニットとジャイロセンサーを搭載し、手ブレ補正アルゴリズムの最適化によって、5.0段の補正効果を実現した。さまざまなブレに対して、5軸で検出し、高い補正効果を発揮し、高い機動力を維持したままスナップなどでも快適な撮影を可能にする。

■AF性能

リアルタイムトラッキング
AIを活用した物体認識アルゴリズムで空間情報を高速処理し、動きのある被写体を高精度に認識。被写体を自動追尾し続けるリアルタイムトラッキングをより速く直感的に起動することができる。

また、カスタムボタンに「トラッキングオン+AF-ON」を割り当てられるほか、フォーカスモードにかかわらずAF-ONボタンを押すだけで、狙ったタイミングでの迅速な自動追尾を開始する。モードメニュー画面で「タッチトラッキング」を設定しておけば、動画撮影時やファインダー撮影時であっても、モニター上で被写体をタッチするだけで、高精度に追従する。さらにタッチパッド機能により、ファインダーをのぞきながら、ジョイスティックのようにスムーズなフォーカス移動が可能だ。

α7C
▲右上が「AF-ONボタン」

 

リアルタイム瞳AF
AIを活用した物体認識アルゴリズムにより、うつむき顔や振り向いた瞬間、逆光で顔が暗いシーンなどでも、瞬時に瞳を検出して追従する。人物の場合は、静止画・動画いずれも有効で、リアルタイムトラッキングとの併用により、自動追尾中に瞳を認識すると、リアルタイム瞳AFで追従することが可能だ。なお、人物と動物ではモードの切り換えが必要となっており、動物の場合は静止画のみ有効となる。

■AF/AE追従で最高約10コマ/秒の高速連写

新開発のシャッターユニットを搭載し、メカシャッター時やサイレント撮影時にも最高約10コマ/秒のAF/AE追従高速連写が可能。JPEG (Fine L) で約223枚、圧縮RAWで約115枚、非圧縮RAWで約45枚の連続撮影を実現する。ライブビュー方式では、最高約8コマ/秒の高速連写が可能だ。

■動画機能

画素加算のない全画素読み出しにより、6K相当の情報量を活用して4K映像を出力する。4Kの記録フォーマットは、XAVCを拡張したXAVC Sに対応し、最大100Mbpsの高ビットレートでの記録が可能。また、HLG方式による4K HDR撮影にも対応する。14ストップの広いダイナミックレンジを実現するS-Log3を搭載し、階調特性を重視した撮影も可能となっている。

動画撮影中もリアルタイム瞳AFで人物の瞳の認識と追従が可能。AFトランジション速度を7段階に、AF乗り移り感度をそれぞれ5段階に設定できる。

■操作性

α7C

横方向に開くバリアングル液晶モニターを搭載。MOVIEボタンはボディ天面に配置されており、腰の位置から撮影する際や自撮りの際の操作性も向上している。また、マイク端子やヘッドホン端子を搭載するほか、デジタルオーディオインターフェースに対応したMIシューで、高音質な音声記録が可能。別売のショットガンマイクロホン「ECM-B1M」やXLRアダプターキット「XLR-K3M」と組み合わせれば、音声をデジタル信号で直接カメラに入力することができる。

α7C
▲シューティンググリップ「GP-VPT2BT」とショットガンマイクロホン「ECM-B1M」装着例
 

充電・給電が可能なUSB Type-C端子は、PCリモート (テザー) 撮影や画像のバックアップが可能なSuperSpeed 5Gbps (USB 3.2) 対応となっている。さらに静止画と動画で別設定が可能なファンクション (Fn) ボタンを備えるほか、ボディ天面のMOVIEボタンなど8個のボタンへの各種機能のカスタム設定ができる。対応ストロボや電波式ワイヤレスコマンダーとの接続時には「α7C」からのコントロールが可能となっている。

α7C

■通信機能

Wi-Fi接続のほか、NFCやQRコードの読み込みも可能。スマートフォンやタブレットにデータを直接転送・保存することができる。Bluetooth接続中は、カメラ電源がOFFでも記録メディア内の静止画や動画をスマートフォンなどのデバイスに転送可能だ。

■その他の性能

約20万回のレリーズ耐久性を実現したシャッターの搭載に加え、防塵・防滴に配慮した設計が施されている。また、フルサイズミラーレス一眼カメラとして業界最大のスタミナ性能を実現。ファインダー使用時で約680枚、背面モニター使用時には約740枚の撮影が可能。静止画撮影時にはフリッカーレス撮影にも対応する。

 

レンズキット

標準ズームレンズ「FE 28-60mm F4-5.6」が付属。レンズのカラーはブラックのみとなっている。

α7C

α7C

α7C α7C α7C α7C α7C

 

先行展示

シルバーボディは、ソニーショールーム/ソニーストア銀座、ソニーストア札幌、ソニーストア名古屋、ソニーストア大阪、ソニーストア福岡天神にて2020年9月18日から先行展示。ブラックボディは、ソニーショールーム/ソニーストア銀座で9月18日から、ほかのソニーストアでは9月28日から展示される。

 

SONY α7C 主な仕様

型名 ボディ ILCE-7C、レンズキット ILCE-7CL
カラー シルバー、ブラック
有効画素数 約2420万画素
撮像素子 35mmフルサイズ (35.6×23.8mm) Exmor R CMOSセンサー
マウント ソニーEマウント
ISO感度 ISO 100-〜51200 (拡張:下限 ISO 50、上限 ISO 204800)
シャッター速度 1/4000〜30秒 (静止画撮影時メカシャッター)
ファインダー 0.39型 2,359,296ドット 約0.59倍 電子式ビューファインダー (有機EL)
画像モニター 3.0型 921,600ドット TFT液晶モニター (タッチパネル)
記録媒体 SD/SDHC/SDXCメモリーカード (UHS-I/II対応)
サイズ (幅×高さ×奥行き) 約124.0×71.1×59.7mm
質量 約424g (本体のみ) / 約509g (バッテリー、メモリーカードを含む)
付属品 リチャージャブルバッテリーパック NP-FZ100、ACアダプター、ショルダーストラップ、ボディキャップ、アクセサリーシューキャップ、USB-A – USB-Cケーブル (USB 3.2)

 

 

〈文〉柴田 誠 〈撮影〉我妻慶一

 

1000円以下の格安アイテムも。Yahoo!ショッピングにManfrotto公式アウトレットストアがオープン

ヴァイテックイメージングは、Yahoo!ショッピングに公式アウトレットストア「Manfrotto Outlet Store (マンフロット・アウトレットストア)」をオープンした。楽天市場の公式アウトレットストア (2015年オープン) に続く2店舗目となる。

Manfrotto Outlet Store Yahoo!店

 

ヴァイテックイメージングによると、4月の外出自粛要請以降、楽天市場の公式アウトレットストアの取り扱い量が増えたことから、利用者の利便性などを考慮して、Yahoo!ショッピングに開店することにしたとのこと。

「Manfrotto Outlet Store」は、Manfrotto (マンフロット)、Gitzo (ジッツォ)、Lowepro (ロープロ) など、ヴァイテックイメージング取扱製品のパッケージ不良や生産完了品を中心に、アウトレット価格で販売する。エントリー向けからプロ向けのハイエンドモデルまで、三脚・雲台・カメラバッグを中心とした幅広い撮影関連用品を揃えており、販売製品は1年間の基本保証付きとなっている。

Manfrotto Outlet Store Yahoo!店

今後、Yahoo!ショッピングの公式アウトレットストアでは、製品をさらに追加し、オープニングキャンペーンなども実施する予定だ。

Manfrotto Outlet Store Yahoo!店
▲取扱製品の一例。ロープロのショルダーバッグは2千円前後から、バックパックは4千円台から、ジッツオの雲台は3万円台から。カメラポーチやミニ三脚など1000円以下の格安アイテムも取り揃えている。

■Manfrotto Outlet Store Yahoo!店

https://store.shopping.yahoo.co.jp/vitec/

 

 

〈文〉柴田 誠